
ファンタジーS 2026 予想
2歳牝馬の重賞路線が、秋の京都で合流する。ファンタジーステークス——京都競馬場・芝1400m外回り(GⅢ・馬齢、全馬55kg)、10月31日(土)京都11R・15時45分発走、11頭立て。函館2歳ステークスを同タイムのワンツーで駆け抜けたフェリチタ(松山弘平)とイモージェン(C.デムーロ)が約3.4ヶ月ぶりの実戦でぶつかり直し、中京2歳ステークス3着のビスケットサンド(北村友一)、新潟2歳ステークス帰りのシャンデヴァーグ(鮫島駿)が路線の外から交わる。全馬がキャリア3戦以内——完成度と素質が入り混じる、2歳牝馬の芝1400m戦である。
京都競馬場(右回り):内回り(直線328.4m・全体高低差3.1m)と外回り(直線403.7m・全体高低差4.3m)を併設。3コーナー付近に小高い丘があり向正面半ばから3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて一気に下るレイアウト。直線は平坦(坂は3角)。ダート直線329.1m。内回りは芝1200・1400(新馬未勝利)・1600(新馬未勝利)・2000、外回りは芝1400(1勝C以上)・1600(1勝C以上)・1800・2200・2400・3000・3200。
京都芝1400mは右回り。直線328.4m(内回り)/403.7m(外回り)・全体高低差3.1m(内)/4.3m(外)・直線平坦。1勝クラス以上は外回り、新馬・未勝利は内回り。スタートは向正面2コーナーのポケット(芝1200mのスタート地点から真っ直ぐ200m下がった場所)。3コーナーまで約500m、スタート直後は緩い下り。RPCI平均50.6(均等帯)。スワンS・ファンタジーS・京都牝馬S(年により)の舞台。3コーナーの丘の下りを利用した加速。先行有利だが直線が平坦なので差しも届く。
今回はGⅢ——つまり外回り、直線403.7m・高低差4.3mの側である。ここで押さえておきたいのは、出走11頭のうち外回りの京都芝1400mを走った経験があるのは1頭しかいないということだ(京都芝1400mの新馬・未勝利は内回りを使う)。誰にとってもほぼ初物のコースで、何が効いてきたのか——B章で割っていく。
土曜の京都は、良から稍重の範囲でやれる見込みだ。本記事は良〜稍重を前提に組み立てる。京都で行われた直近3年の馬場は良・不良・良——稍重のファンタジーSは3年の中にない。改修後の京都芝1400m(外回り)は稍重〜不良が14レースと母数が少なくクラスも混ざるため、渋った馬場の傾向としては扱わず、渋った芝の経験は各馬の事実としてD-3で個別に確認する(経験があるのはビスケットサンド・ニクスルーナ・バタフライ・イモージェン・フェリチタの5頭)。
「函館2歳S組の再戦」対「夏の上がり馬」。7月の函館2歳ステークス(重馬場)で着差なし(同タイム)のワンツーを演じたフェリチタとイモージェンが、どちらも休養明け初戦でここに戻ってきた。重賞勝ちはフェリチタの1頭だけ、重賞で3着以内はほかにイモージェン(同2着)とビスケットサンド(中京2歳S3着)だけ——格はこの3頭が持っている。対する上がり馬側も層が厚い。京都芝1400mの新馬を16頭立てで勝ち上がったブライトスクリプト、3走すべてで上がり2位以内のベニバナ、新潟2歳S帰りのシャンデヴァーグ、札幌の新馬を快勝したツキミ。そして鞍上では、昨年このレースを勝ったC.デムーロがイモージェンに迎えられた。乗り替わりは11頭中6頭、全馬55kgで斤量差はない。各馬の中身はD-3で全頭割る。
この続き: 13,077文字
✦BOOKERSチャンス開催中✦
購入で抽選、コイン最大100%還元ⓘ
ファンタジーS 2026 予想
¥400
記事を気に入ったらサポートしよう!


