
菊花賞(GⅠ) 2026 予想
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3歳クラシック最後の一冠、菊花賞——京都競馬場・芝3000m(GⅠ・3歳・馬齢57kg)、10月25日(日)に18頭で争われる。主役は皐月賞・東京優駿を制した二冠馬ロブチェン(松山弘平)——ホープフルステークス・神戸新聞杯も含め重賞4勝、キャリア5勝3着1回で三冠に挑む。迎え撃つのはセントライト記念を勝ったジャスティンシカゴ(原優介)、京都の4年で3勝を挙げているルメール騎手を背にするダノンヒストリー、神戸新聞杯で喰い下がったシートゥサミット(酒井学)ら。そして日曜の京都は雨の見込み——出走18頭に3000mの経験馬はおらず、全頭が未知の距離を、渋った馬場で問われる一戦である。
京都競馬場(右回り):内回り(直線328.4m・全体高低差3.1m)と外回り(直線403.7m・全体高低差4.3m)を併設。3コーナー付近に小高い丘があり向正面半ばから3コーナーにかけて上り、4コーナーにかけて一気に下るレイアウト。直線は平坦(坂は3角)。ダート直線329.1m。内回りは芝1200・1400(新馬未勝利)・1600(新馬未勝利)・2000、外回りは芝1400(1勝C以上)・1600(1勝C以上)・1800・2200・2400・3000・3200。
京都芝3000mは右回り(外回り)。直線403.7m・全体高低差4.3m・直線平坦。スタートは向正面(外回り)。最初のコーナーまで約200mと短く、直後に急勾配の坂。RPCI平均56.0(後傾帯)。菊花賞の舞台。3角の丘を2度越える長距離戦。折り合いと坂の克服が最重要。
「3角の丘を2度越える」「折り合いと坂の克服」——この舞台の性質が実際のレースでどう出てきたかは、B章で京都4年の実測を割って確かめる。
日曜の京都は雨の見込みで、本記事は渋った馬場(稍重〜重)を本線に組み立てる。ただし断っておくべきことがある——京都芝3000mで渋った馬場の施行は、2025年の菊花賞(稍重)の1レースしかない。1レースは傾向にならないので、本記事では馬場による過去傾向の補正はせず、2025年に起きたことを事実として参照し、渋った馬場の経験は各馬の事実として個別に扱う(D章)。
「二冠馬の三冠挑戦」対「距離延長の上がり馬」。ロブチェンは皐月賞・東京優駿に加えホープフルステークス・神戸新聞杯を勝ち、重賞4勝・キャリア5勝3着1回——世代の頂点に立つ馬が、最後の一冠に駒を進めてきた。対するのは、セントライト記念を勝ったジャスティンシカゴ、同2着以下から巻き返しを期すアウダーシア・アスクエジンバラ・ゴーイントゥスカイらの中山組、神戸新聞杯でロブチェンに0.1秒差まで迫ったシートゥサミット、そして札幌の2600mを1.3秒差で圧勝して駆け上がってきたダノンヒストリー——条件戦組の上がり馬である。
そして距離。出走18頭に3000mの経験馬はいない。最長は2600m(ダノンヒストリー・キンググローリー・ナリタエスペランサ)で、これは全頭に共通の条件だ——未知の距離は特定の馬の減点材料にはならず、「3000mでも通用する走りの型を持っているか」を測るしかない。その物差しをB章で作る。斤量は18頭とも馬齢の57kg。乗り替わりは5頭(エムズビギン・ラージアンサンブル・ダノンヒストリー・チャリングクロス・ナリタエスペランサ)である。
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最初に集計の範囲を断っておく。2021年・2022年は阪神競馬場での開催だったため、コース条件が異なる2年は分析対象から外し、京都競馬場で行われた4年(2020・2023・2024・2025年)を対象にする。4年とも京都芝3000m(外回り)、頭数は17〜18頭。馬場は良3回・稍重1回(2025年)である。
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