上原佑紀厩舎が管理する今年の3歳馬は好調。ホープフルステークス2着馬フォルテアンジェロ(皐月賞直行)、京成杯1着グリーンエナジー(次は皐月賞予定)という2頭がクラシック参戦当確。さらにもう1頭ライヒスアドラーを送り出そうと虎視眈々と狙っている。皐月賞のフルゲート18頭に対し、そのうちの3枠を「上原佑紀厩舎」が確保しそうな勢いだ。昨年はスプリングステークスをピコチャンブラックで制しており、東のトライアルで厩舎の存在感は大きくなるばかりだ。グリーンエナジーという実力馬を抱えているが、東スポ杯2歳ステークス→弥生賞という王道ローテで皐月賞出走を狙うのが、ライヒスアドラーという事実。グリーンエナジーについては京成杯直後に「ダービー直行も検討する」と口にしていたが、皐月賞にライヒスアドラーも送り込める手応えがすでにあったからこその発言といえよう。さすがにジュニアカップ(L)を制したリゾートアイランドは皐月賞ではなくニュージーランドトロフィーでマイル路線を狙うが、これほどまでに3歳馬が充実している厩舎は他にいない。開業4年目ながら、大仕事をやってのける可能性あり。ノーザンファーム生産のフォルテアンジェロは近年のトレンドでもあるホープフルステークス→皐月賞直行という一番手の選択。これはノーザンファームしがらきでの調整力ありき。そして、王道ローテで状態をあげていく調整過程を経ているのも、社台グループの刺客であるライヒスアドラー。辻牧場生産のグリーンエナジーは、クラシック路線を狙うために「使い分け」での京成杯出走ではあったが、近年は京成杯組も好走できており、上原佑紀厩舎の層がとにかく厚い。