
サウジアラビアRC 2026 予想
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2歳マイル重賞、秋の東京で開幕。サウジアラビアロイヤルカップ——東京競馬場・芝1600m(GⅢ・馬齢)、10月10日(土)東京11R・15時45分発走。11頭立て——7〜10頭で行われてきた過去6年より多い頭数がそろった。顔ぶれの最大の特徴は、全員が1勝馬であることだ——うち7頭はキャリア1戦、新馬戦を勝ったばかりの馬たちである。6月の東京開催でデビュー勝ちを収めて以来、この一戦に直行してきた3頭(フィリオソラーレ・ベルウッドディープ・デミアン)に、夏から秋の新馬・未勝利戦を勝ち上がってきた上がり馬たちが挑む——キャリアの浅い2歳馬どうし、底を見せていない者どうしの力比べだ。
東京芝1600mは左回り。直線525.9m・全体高低差2.7m・直線部に高低差2.1mの上り坂(残460〜300m)。スタートは向正面右奥ポケット。3コーナーまで約542m。枠順影響小。RPCI平均53.8(均等〜後傾帯)。NHKマイルC・ヴィクトリアマイル・安田記念・東京新聞杯の舞台。前半はスロー〜ミドルが多く末脚比べになりやすい。スピードと末脚持続力の両立が問われる。
サウジアラビアロイヤルカップは、この「前半が落ち着き、長い直線で末脚の質が問われる」舞台を、キャリア1〜2戦の2歳馬が初めて経験する一戦だ——数字の裏づけはB章で示す。
土曜の東京は晴れ、良馬場でやれる見込みだ。過去6年のこのレースも良馬場が4回と最も多い。本記事は良馬場を前提に組み立てる。
「6月の東京組」対「夏の上がり馬」。6月の東京でデビュー勝ちしたフィリオソラーレ(ルメール)・ベルウッドディープ(三浦皇成)・デミアン(斎藤新)の3頭は、いずれもデビュー戦以来の実戦でここに直行してきた——うちフィリオソラーレとベルウッドディープは、今回と同じ東京芝1600mの新馬戦を上がり最速で勝っている。対するは夏から秋の上がり馬——阪神の新馬戦を勝ったばかりのギブリ(横山典弘)、中山の重馬場の新馬戦を2番手追走から押し切ったサトノハクマイ(戸崎圭太)、新潟マイルの新馬戦を好位から勝ったジップスパーク(田辺裕信)らだ。札幌のオープン特別コスモス賞2着から臨むアゴルディーノ(横山和生)を含め、重賞を走った馬は1頭もいない——全員にとって初の重賞であり、11頭全員が1勝馬。実績の物差しがない以上、頼れるのは「どんな内容で勝ってきたか」である。
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