「6月の東京組」対「夏の上がり馬」。6月の東京でデビュー勝ちしたフィリオソラーレ(ルメール)・ベルウッドディープ(三浦皇成)・デミアン(斎藤新)の3頭は、いずれもデビュー戦以来の実戦でここに直行してきた——うちフィリオソラーレとベルウッドディープは、今回と同じ東京芝1600mの新馬戦を上がり最速で勝っている。対するは夏から秋の上がり馬——阪神の新馬戦を勝ったばかりのギブリ(横山典弘)、中山の重馬場の新馬戦を2番手追走から押し切ったサトノハクマイ(戸崎圭太)、新潟マイルの新馬戦を好位から勝ったジップスパーク(田辺裕信)らだ。札幌のオープン特別コスモス賞2着から臨むアゴルディーノ(横山和生)を含め、重賞を走った馬は1頭もいない——全員にとって初の重賞であり、11頭全員が1勝馬。実績の物差しがない以上、頼れるのは「どんな内容で勝ってきたか」である。