
【分析班白瀬】小倉記念予想見解|人気の盲点をデータで読む
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■ はじめに
小回りの芝2000mで行われる小倉記念は、直線だけの瞬発力ではなく、コーナーを回りながら脚を使い続ける持続力が問われる一戦です。今年は前へ行きたい馬が複数そろい、序盤から極端に緩む形は想定しにくい組み合わせ。前日時点では芝良、天候も晴れ想定で、大きな馬場悪化がなければ、位置取りと機動力の両方を重視したいところです。私は実績だけでなく、斤量、枠順、近走の内容を照合し、今回の条件で勝ち筋が見える馬を上位に取りました。
■ レース全体の見立て
⑱レーゼドラマが大外枠から先手を主張し、⑨ジーティーアダマン、③ナムラエイハブも前めの位置を取りたい組み合わせです。⑰ジョバンニや⑭ウエストナウも好位から運べるため、隊列が早めに固まっても、向正面から徐々にペースが上がる可能性があります。
小倉芝2000mでは、後方で直線勝負に徹するだけでは届きにくく、3コーナー付近から自分で進出できる器用さが重要です。一方で、先行馬がそろった今年は、前に行くだけで有利とは限りません。前半で脚を使った先行勢を射程に入れ、好位から中団で余力を残せる馬に展開利が生まれそうです。
近い条件の芝2000m戦では、道中11番手以降にいた馬が上位を占め、ペースが落ち着いていても差し馬が届く内容でした。1レースだけで差し有利と断定はできませんが、開催後半の良馬場想定では、内を先行するだけで押し切れるとは決めつけない方がよいでしょう。
過去傾向を考えても、ハンデ戦では格だけでなく、負担重量と今回の位置取りが重要です。今年は軽量馬の一発よりも、55~57kg前後で近走内容が安定し、自分から動けるタイプを中心に評価します。直前の馬場で内の先行馬が残り続ける場合は前組を引き上げますが、現時点では好位差しの持続型を中心に組み立てます。
■ ◎本命:⑨ジーティーアダマン
本命は⑨ジーティーアダマンです。
前走の都大路ステークスでは、好位から運んで③着。勝った⑥ガイアメンテには届かなかったものの、序盤から流れに乗り、最後まで大きく崩れなかった内容は評価できます。その前の難波ステークスでは先行して勝ち切り、さらに芝2000mの飛鳥ステークスでも逃げる形から②着に粘っています。近走は1800~2000mで安定しており、今回の舞台に必要な先行力と持続力を兼ね備えています。
⑤番枠なら大外の⑱レーゼドラマを行かせ、その直後か好位の内で運べる可能性があります。逃げなければ力を出せない馬ではなく、前に目標を置いて運べる点が今年の組み合わせでは強みです。
57kgは軽くありませんが、⑰ジョバンニや⑭ウエストナウより負担重量は0.5kg軽く、枠順による距離ロスも抑えやすい条件。前日時点の良馬場想定なら、早めに動いても脚を保てる近走の充実度を最も高く評価し、今回の勝ち筋が明確な馬として本命にします。
■ ○対抗:⑥ガイアメンテ
対抗は⑥ガイアメンテです。
前走の都大路ステークスでは中団から抜け出して快勝。前々走の福島民報杯でも、後方から長く脚を使って②着まで追い上げており、近走の内容には安定感があります。小回りの福島芝2000mで早めに進出できた経験は、今回の小倉替わりにもつながる材料です。
③番枠から前半に位置を下げすぎると、直線の短い小倉では届かないリスクがあります。ただし、前走のように中団で流れに乗り、3コーナーから動ければ逆転まで可能です。
⑨ジーティーアダマンを前走で下している能力は明確ですが、今回は2000mへの延長と57kgが条件。前で運べる分だけ展開を組み立てやすい⑨ジーティーアダマンを上位に取り、⑥ガイアメンテは対抗評価としました。
■ ▲単穴:⑭ウエストナウ
単穴は⑭ウエストナウです。
近2走は芝2400mと2600mで①着、②着。いずれも好位から長く脚を使っており、持続力を問われる展開への適性は高く評価できます。前走のメトロポリタンステークスでは、道中⑤番手から上がり33秒7を使って勝ち切りました。
今回は2000mへの距離短縮となるため、前半の追走が課題です。ただ、外枠から無理に内へ入れず、⑰ジョバンニや⑱レーゼドラマを見ながら運べれば、向正面から徐々に進出する形に持ち込めます。
57.5kgを背負い、距離短縮で忙しくなる可能性を考慮して本命・対抗より一段下げましたが、消耗戦になれば持久力は上位。早めに動く展開が噛み合えば、直線入口で先頭集団に並びかける場面があっても不思議ではありません。
■ ☆注目馬・穴馬:③ナムラエイハブ
注目馬・穴馬は③ナムラエイハブです。
近3走は⑨着、⑦着、⑧着と結果が出ていませんが、前走と前々走は勝ち馬からそれぞれ0秒6、0秒8差。着順だけで大きく評価を下げる必要はありません。特に今年2月の小倉大賞典では、好位の内を運んで④着。小倉芝への適性と、小回りで立ち回る機動力を示しています。
今回は③番枠を引き、⑨ジーティーアダマンや⑱レーゼドラマより内から位置を取れます。前へ行く馬が多いため、逃げ争いに加わるのではなく、内の好位で脚を温存できるかがポイントです。
近走は1800m中心で、2000mへの延長が歓迎一辺倒とは言えません。ただし、56kgで距離ロスを抑えられる枠なら、前走までより落ち着いた追走ができる可能性があります。13番人気という評価なら、同舞台の重賞④着歴を持つ馬として妙味は十分。人気の盲点として押さえたい一頭です。
■ 印一覧
◎ ⑨ジーティーアダマン
○ ⑥ガイアメンテ
▲ ⑭ウエストナウ
☆ ③ナムラエイハブ
△ ⑰ジョバンニ
△ ②タガノアビー
△ ⑱レーゼドラマ
○ ⑥ガイアメンテ
▲ ⑭ウエストナウ
☆ ③ナムラエイハブ
△ ⑰ジョバンニ
△ ②タガノアビー
△ ⑱レーゼドラマ
■ まとめ
前へ行きたい馬がそろった今年は、逃げ・先行馬を単純に並べるのではなく、前の動きを見ながら自分のタイミングで進出できる馬を重視します。
中心は、内寄りの枠から好位を確保でき、1800~2000mで安定した内容を続けている⑨ジーティーアダマン。⑥ガイアメンテの差し脚、⑭ウエストナウの持続力が続きます。
人気の盲点は③ナムラエイハブです。近走着順は目立ちませんが、小倉重賞での好走歴と内枠を考えれば、評価を上げる余地があります。直前まで良馬場で推移するなら、この4頭を上位の軸として考えます。
競馬島公式サイトでは、レース開催前日18時頃に【予想の羅針盤】で予想印を公開しております。
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※競馬予想は的中を保証するものではありません。
※馬券の購入は20歳以上の方が、ご自身の判断と無理のない範囲でお楽しみください。
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