
函館記念 2026 予想
第62回・GⅢ/2026年6月28日(日) 函館11R・芝2000m(右)・15:20発走/15頭立て/3歳以上オープン・ハンデキャップ/1着4300万円
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函館記念は函館競馬場で根強い人気を誇る伝統のハンデ重賞で、サマー2000シリーズの開幕を告げる一戦だ。かつてはニッポーテイオーやサッカーボーイといった銘柄級が古馬を撃破し、エリモハリアーが2005〜2007年に3連覇を達成するなど、夏の北海道らしいドラマを数多く生んできた。2025年からは施行時期が6月下旬へと前倒しされ、今年は6月28日の開催となる。
舞台の函館芝2000mは右回りで、直線はJRA10場で最短の262.1m。全体の高低差は3.5mあるものの、ゴール前に急坂はなく平坦に近い。洋芝特有の力のいる馬場で時計がかかりやすいとされ、1周距離が短い小回りのため先行有利が強く出るコースが本来の姿だ。スタート地点はスタンド前直線入口で、最初のコーナーまでの距離があるため枠順の有利不利は比較的小さい。
ただし今年の最大のテーマは、この「時計がかかる洋芝」という前提そのものが崩れている点にある。2025年の函館記念はヴェローチェエラが1分57秒6のコースレコードで決着。良馬場限定で過去年の勝ちタイムを並べても、2020〜2024年が概ね1分58秒台後半〜2分01秒台で安定していたのに対し、2025年だけが1〜2秒一気に速くなっており、これは馬場状態の差では説明できない路盤・芝レベルの高速化と捉えるのが妥当だ。そして2026年6月の函館開催も、開幕から各距離でこの高速水準を維持している。本記事は「2025年以降の高速馬場」を基準に組み立てる。
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