
中京記念 2026 予想
中京競馬場・芝1600m(GⅢ・別定)/サマーマイルシリーズ。8月16日(日)施行。長くハンデ戦として親しまれてきたが、2025年から別定戦に移行した重賞だ。GⅠ戦線で戦ってきたサトノシャイニング、共同通信杯勝ちの実績を持つファントムシーフらが夏のマイル重賞に矛を向け、3勝クラスを勝ち上がったばかりの上がり馬、斤量利の大きい3歳牝馬勢まで、16頭のフルゲート(リラエンブレムは除外)。夏の別定重賞らしく、実績馬と上がり馬の力量比較が悩ましい顔ぶれが揃った。
左回り。直線412.5m・全体高低差3.5m・直線入口に坂2.0m(残380〜200m付近・勾配約2%)。スタートは2コーナー手前の斜めの引き込みポケット。発走後すぐに2コーナーへ緩くカーブするため内枠の逃げ先行馬が有利で、外枠は距離ロスを被る。その後やや上り、3コーナー手前から直線入口まで約800mの長い下り。RPCI平均52.3(均等〜後傾帯)。京都金杯(2021〜2025年中京施行年)・シンザン記念(2021〜2025年中京施行年)・中京記念・チューリップ賞代替施行等の舞台。直線入口の急坂後に200m余り残す。スタミナと坂越えパワーが問われ、スピード一辺倒には厳しいマイルコースだ。加えて発走から最初のコーナーまでが短く、テンで無理をする必要がない設計——道中もペースが上がりにくく、スローからの前残りが構造的に起きやすい。
当週の名古屋は日曜の降水の見込みがなく、良馬場想定で組み立てる。盛夏の中京・良馬場なら、内〜中の先行馬に有利な状態が基本線だ。
主役格は毎日王冠3着・日本ダービー4着のサトノシャイニング——GⅠ・GⅡ戦線の生き残りが夏の別定重賞に矛を向ける構図で、実績はここでは一枚も二枚も上だ。共同通信杯を勝った実績馬ファントムシーフもマイルに回帰。対するは錦S勝ちのカズミクラーシュ、花のみちS勝ちのミナデオロら3勝クラス組の上がり馬と、紅梅S・もみじSを連勝してきた3歳牝馬リリージョワ、チューリップ賞2着ナムラコスモスの軽量勢。別定戦のため実績馬に極端な負担増はないが、3歳牝馬の52kgと古馬牡馬57kgの5kg差は決定的に大きい——実績と斤量利のどちらを取るかが今年の焦点だ。
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