
札幌記念 2026 予想
札幌競馬場・芝2000m(GⅡ・定量)/サマー2000シリーズ。8月16日(日)施行。夏競馬唯一のGⅡであり、秋のGⅠ戦線を見据えた実力馬が集うことから「スーパーGⅡ」とも呼ばれる一戦だ。天皇賞春3着・阪神大賞典勝ちのアドマイヤテラ、AJCC勝ちのショウヘイと友道厩舎の2枚看板に、香港帰りのローシャムパーク、金鯱賞を制したシェイクユアハートらGⅠ・GⅡ級がずらり——洋芝2000mに夏の実力馬が集う、16頭立ての豪華な一戦だ。
札幌芝2000mは右回り。直線266.1m・全体高低差0.7m・平坦。スタートは正面スタンド前直線の4コーナー奥ポケットで、1コーナーまで約380m。RPCI平均51.5(均等帯)。札幌記念の舞台。洋芝の力のいる馬場でパワーが必要。先行有利だが差しも決まる。加えて——1コーナーまで長くテンは流れやすい一方、コーナーが緩やかで極端な加減速が起きず、右回りを持続的に加速し続けられる馬が浮上する構造だ。上がり最速が35秒台前半に留まる年も多く、瞬発力の絶対値より「速いラップを長く刻む力」が問われる。
当週の札幌は日曜の降水の見込みがなく、良馬場想定で組み立てる(土曜朝のクッション値7.8=当日発表値)。同週の前日土曜のコスモス賞(札幌芝1800m・2歳OP)は走破1:48.7・上がり最速34.7——ともに過去6年で最速。ここから読み取れる馬場は、時計と上がりが出る良馬場だ。ただし中盤の緩みでラストが速くなった質でもあり、「洋芝のパワー馬場」の前提を覆すほどではない。上がり34秒台後半が出る馬場は、B-3でいうS年型(好位×上がり上位)への分岐を一段厚くする材料になる。
主役格は友道厩舎の2頭——天皇賞春3着・阪神大賞典勝ちのアドマイヤテラ(坂井瑠星)と、AJCC勝ちのショウヘイ(川田将雅)。長距離実績の前者と中距離の先行力を持つ後者で、陣営の使い分けも注目だ。迎え撃つは日経賞3着から香港遠征を経たローシャムパーク(池添謙一)、金鯱賞を差し切ったシェイクユアハート、中山記念3着エコロヴァルツ、新潟大賞典勝ちグランディアら重賞実績組。さらに4角平均1.8のメンバー最先行サクラファレル、先行力復活が焦点のホウオウビスケッツと、「前を取れる馬」と「実績差し馬」の役割がはっきり分かれた構図だ。
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