
距離短縮の成績データ|短縮幅別の勝率・複勝率【栗東班神谷】
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この記事では、前走より短い距離に出た馬の成績を、短縮の幅ごとに確かめます。区分は、200m以内の短縮、250〜400mの短縮、450m以上の短縮の3つです。比べる行として、前走と同じ距離に出た馬の成績を並べます。
期間は2019年1月から2026年10月4日まで、JRAの10場で行われた全クラスの平地のレースです。前走の距離が必要なため、前走のない初出走は除いています。表は、今回走った芝・ダートで分けました。距離の差は、前走が芝かダートかを問わずに計算しています。それぞれの表に、同じ範囲の全体平均を付けています。全体平均には、距離を延ばした馬も含みます。勝率は1着の割合、複勝率は3着以内の割合です。
芝|前走からの距離短縮の幅別の成績(2019年1月〜2026年10月4日)
前走との距離の差
出走数
勝率
複勝率
同じ距離
67,417
8.5%
25.2%
200m以内の短縮
25,543
7.9%
23.6%
250〜400mの短縮
7,902
6.9%
19.8%
450m以上の短縮
3,767
5.1%
15.7%
芝全体の平均
150,493
7.5%
22.5%
※JRA10場・平地の芝・全クラス。初出走は除く。全体の平均は距離延長(45,864頭)を含む
芝の全体平均は、勝率7.5%・複勝率22.5%(延べ150,493頭)です。
距離を短くした馬をまとめると、延べ37,212頭で勝率7.4%・複勝率22.0%でした。全体平均との差は勝率−0.1ポイント、複勝率−0.5ポイントで、まとめた数字は平均とほぼ並びます。
幅ごとに分けると、数字は分かれます。200m以内の短縮(25,543頭)は勝率7.9%・複勝率23.6%で、平均を勝率で0.4ポイント、複勝率で1.1ポイント上回りました。250〜400mの短縮(7,902頭)は勝率6.9%・複勝率19.8%で、複勝率は平均を2.7ポイント下回っています。450m以上の短縮(3,767頭)は勝率5.1%・複勝率15.7%で、複勝率は平均を6.8ポイント下回りました。
比べる行の同じ距離(67,417頭)は、勝率8.5%・複勝率25.2%です。平均との差は勝率+1.0ポイント、複勝率+2.7ポイントで、表の4つの区分のなかで最も高い数字でした。
ダート|前走からの距離短縮の幅別の成績(2019年1月〜2026年10月4日)
前走との距離の差
出走数
勝率
複勝率
同じ距離
76,537
8.4%
24.9%
200m以内の短縮
32,415
7.2%
21.5%
250〜400mの短縮
11,196
5.6%
17.2%
450m以上の短縮
4,747
3.7%
12.8%
ダート全体の平均
168,828
7.2%
21.6%
※JRA10場・平地のダート・全クラス。初出走は除く。全体の平均は距離延長(43,933頭)を含む
ダートの全体平均は、勝率7.2%・複勝率21.6%(延べ168,828頭)です。
距離を短くした馬をまとめると、延べ48,358頭で勝率6.5%・複勝率19.7%でした。全体平均との差は勝率−0.7ポイント、複勝率−1.9ポイントです。
幅ごとに見ると、200m以内の短縮(32,415頭)は勝率7.2%・複勝率21.5%で、全体平均とほぼ同じ数字でした。250〜400mの短縮(11,196頭)は勝率5.6%・複勝率17.2%で、複勝率は平均を4.4ポイント下回っています。450m以上の短縮(4,747頭)は勝率3.7%・複勝率12.8%で、複勝率は平均を8.8ポイント下回りました。同じ距離(76,537頭)は勝率8.4%・複勝率24.9%で、平均を勝率で1.2ポイント、複勝率で3.3ポイント上回っています。
芝と違うのは、200m以内の短縮です。芝では勝率・複勝率とも全体平均を上回りましたが、ダートでは平均と並ぶ数字にとどまりました。幅が大きい区分ほど数字が低くなる並びは芝と同じです。250〜400mと450m以上の2つの区分では、平均を下回る幅がダートのほうが大きくなっています。
私が見るのは、短縮かどうかより「何メートル縮めたか」です。短縮をひとまとめにすると、複勝率は芝で全体平均を0.5ポイント、ダートで1.9ポイント下回る数字です。ところが幅で分けると、200m以内と450m以上とでは複勝率に芝で7.9ポイント、ダートで8.7ポイントの開きがありました。もうひとつは、芝・ダートとも、表の区分のなかでは前走と同じ距離に出た馬の数字が最も高かったことです。短縮の数字を読むときは、この行を隣に置いて比べるようにしています。
- 芝では、200m以内の短縮の複勝率が23.6%で芝全体の平均22.5%を上回り、250〜400mは19.8%、450m以上は15.7%で平均を下回った
- ダートでは、200m以内の短縮の複勝率が21.5%でダート全体の平均21.6%とほぼ同じ、250〜400mは17.2%、450m以上は12.8%だった
- 前走と同じ距離の馬の複勝率は、芝で25.2%(平均22.5%)、ダートで24.9%(平均21.6%)だった
重賞の過去データは、分析班の白瀬がまとめています。
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