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アイルランドトロフィー2026 過去データ|東京芝1800mの枠・脚質・血統【分析班白瀬】

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2026/10/5 10:47

はじめに

アイルランドトロフィーは、10月中旬の東京競馬場、芝1800mで行われるGIIです。2024年までは「アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス」の名称で行われていました。この記事では、2018年以降に行われた過去8回の結果と、同じ東京芝1800mで行われた重賞・オープンのデータを並べます。前半はこのレースだけの結果、後半は同じ舞台の延べ886頭(着順のついた馬)の成績です。数字はすべて確定した結果にもとづくもので、今年の出走馬には触れていません。なお、過去8回はいずれも東京芝1800mで行われており、別の競馬場での代替開催はありません。

過去8回の結果

アイルランドトロフィー 過去8回の1〜3着(2018〜2025年・東京芝1800m)
年
着順
枠・馬番
馬名
人気
4角
馬場
2025年
1着
8枠15番
ラヴァンダ
4番人気
10番手
良
2着
1枠2番
アンゴラブラック
6番人気
3番手
良
3着
4枠7番
カナテープ
5番人気
5番手
良
2024年
1着
3枠5番
ブレイディヴェーグ
2番人気
10番手
良
2着
6枠10番
シンティレーション
10番人気
12番手
良
3着
4枠6番
マスクトディーヴァ
1番人気
9番手
良
2023年
1着
5枠7番
ディヴィーナ
1番人気
1番手
良
2着
4枠5番
ルージュエヴァイユ
4番人気
8番手
良
3着
6枠8番
ライラック
10番人気
5番手
良
2022年
1着
4枠6番
イズジョーノキセキ
12番人気
12番手
良
2着
2枠2番
ソダシ
1番人気
5番手
良
3着
1枠1番
アンドヴァラナウト
3番人気
9番手
良
2021年
1着
4枠7番
シャドウディーヴァ
4番人気
14番手
良
2着
2枠4番
アンドラステ
5番人気
2番手
良
3着
7枠14番
マルターズディオサ
8番人気
11番手
良
2020年
1着
4枠4番
サラキア
7番人気
3番手
重
2着
6枠6番
シャドウディーヴァ
6番人気
6番手
重
3着
8枠8番
サムシングジャスト
8番人気
8番手
重
2019年
1着
4枠8番
スカーレットカラー
4番人気
14番手
稍重
2着
3枠6番
フロンテアクイーン
9番人気
6番手
稍重
3着
8枠15番
ラッキーライラック
2番人気
3番手
稍重
2018年
1着
4枠4番
ディアドラ
1番人気
9番手
良
2着
8枠10番
リスグラシュー
2番人気
7番手
良
3着
2枠2番
フロンテアクイーン
7番人気
6番手
良
※2024年までの名称は「アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス」。人気は確定した単勝人気。4角=4コーナーを回ったときの位置
過去8回の頭数は8〜18頭で、馬場は2019年が稍重、2020年が重、ほかの6回は良でした。着順のついた馬は延べ110頭です。
この8回の人気と4コーナーの位置を、同じ舞台全体の数字と並べておきます。1番人気は2-1-1-4(8頭)で、3着以内は4頭でした。同じ東京芝1800mの重賞・オープン全体では、1番人気の複勝率は59.2%(71頭)です。一方、6番人気以下は2-4-4-60(70頭)で、3着以内が10頭ありました。同じ舞台全体の6番人気以下の複勝率は8.9%(531頭)です。
4コーナーの位置では、7〜10番手が3-2-3-18(26頭)、11番手以降が3-1-1-22(27頭)でした。この2つを合わせた7番手以降は6-3-4-40(53頭)で、3着以内は13頭です。同じ舞台全体の7番手以降の複勝率は16.5%(424頭)です。1〜3番手は2-2-1-25(30頭)、4〜6番手は0-3-3-21(27頭)でした。
枠では、4枠が5-1-2-5(13頭)で、1着馬8頭のうち5頭が4枠でした。7枠は0-0-1-15(16頭)です。いずれも母数が小さいため、ここでは過去8回の事実として記しておきます。

同じ舞台の重賞・オープン:枠

東京芝1800m 重賞・オープン|枠番別の成績
枠
出走数
勝率
複勝率
1枠
87
9.2%
25.3%
2枠
92
4.3%
22.8%
3枠
96
8.3%
24.0%
4枠
105
12.4%
27.6%
5枠
113
8.8%
23.0%
6枠
120
7.5%
24.2%
7枠
134
6.7%
20.9%
8枠
139
7.2%
25.2%
全体の平均
886
8.0%
24.0%
※2018年以降・東京芝1800mのオープン以上(重賞を含む)・着順のついた延べ886頭
全体の平均は勝率8.0%・複勝率24.0%です。複勝率がいちばん高かったのは4枠の27.6%(105頭)で、全体平均との差は+3.6ポイントでした。いちばん低かったのは7枠の20.9%(134頭)で、差は−3.1ポイントです。大外の8枠は25.2%で、平均より1.2ポイント高い数字でした。勝率で見ても4枠の12.4%がいちばん高く、いちばん低いのは2枠の4.3%でした。
内側の1〜4枠をまとめると複勝率25.0%(380頭)、外側の5〜8枠は23.3%(506頭)で、差は1.7ポイントでした。複勝率が全体平均を上回ったのは1枠・4枠・6枠・8枠で、内側と外側のどちらか一方に偏る形にはなっていません。

同じ舞台の重賞・オープン:脚質

東京芝1800m 重賞・オープン|4コーナーの位置別の成績
4コーナーの位置
出走数
勝率
複勝率
1〜3番手
253
12.6%
32.0%
4〜6番手
209
7.7%
29.7%
7〜10番手
252
7.1%
19.8%
11番手以降
172
2.9%
11.6%
全体の平均
886
8.0%
24.0%
※2018年以降・東京芝1800mのオープン以上(重賞を含む)・着順のついた延べ886頭(4コーナーの位置の記録あり)
4コーナーの位置で分けると、前にいた馬ほど複勝率が高くなりました。1〜3番手は32.0%(253頭)で、全体平均との差は+8.0ポイントです。4〜6番手も29.7%(209頭)で、+5.7ポイントでした。一方、7〜10番手は19.8%(252頭)、11番手以降は11.6%(172頭)で、どちらも全体平均を下回っています。7番手以降の424頭をまとめると、複勝率は16.5%でした。
勝率で見ると、1〜3番手が12.6%で、全体平均の8.0%を4.6ポイント上回りました。4〜6番手は7.7%、7〜10番手は7.1%で、どちらも全体平均に近い数字です。11番手以降は2.9%でした。

同じ舞台の重賞・オープン:血統

東京芝1800m 重賞・オープン|種牡馬別の成績(出走30頭以上)
種牡馬(父)
出走数
勝率
複勝率
キズナ
40
10.0%
37.5%
エピファネイア
39
12.8%
35.9%
ハーツクライ
53
11.3%
30.2%
ドゥラメンテ
38
5.3%
26.3%
キングカメハメハ
32
15.6%
25.0%
ディープインパクト
121
6.6%
23.1%
ロードカナロア
34
5.9%
20.6%
全体の平均
886
8.0%
24.0%
※2018年以降・東京芝1800mのオープン以上(重賞を含む)・着順のついた延べ886頭。出走30頭以上を複勝率順に
出走30頭以上の種牡馬は7頭でした。表にない種牡馬は、この舞台での出走が30頭に届かなかったものです。複勝率が高かったのは、キズナの37.5%(40頭)、エピファネイアの35.9%(39頭)、ハーツクライの30.2%(53頭)でした。この3頭は、いずれも全体平均を6ポイント以上上回っています。ドゥラメンテの26.3%(38頭)は、全体平均を2.3ポイント上回りました。
出走数がいちばん多いディープインパクトは121頭で、複勝率は23.1%。全体平均との差は−0.9ポイントでした。ロードカナロアは20.6%(34頭)で、差は−3.4ポイントです。勝率に限ると、キングカメハメハの15.6%(32頭)が7頭の中でいちばん高い数字でした。

白瀬の見方

私がこのデータで確かめたのは、このレースの8回と同じ舞台全体とで、数字の出方が同じかどうかです。同じ舞台全体では、4コーナーで前にいた馬ほど複勝率が高く、7番手以降は16.5%でした。このレースの8回では、7番手以降が6-3-4-40(53頭)で、3着以内は13頭でした。同じ舞台全体より後ろの馬の3着以内が多く見えますが、8回・110頭という少ない数ですので、傾向とは呼べません。私は、少ない数で見えた事実と、多い数で見えた傾向とを、分けて読むようにしています。

この記事の要点

  • アイルランドトロフィーの過去8回で、4コーナー7番手以降は6-3-4-40(53頭)。同じ舞台全体の7番手以降の複勝率は16.5%で、全体平均は24.0%
  • 過去8回の6番人気以下は2-4-4-60(70頭)で、3着以内は10頭。同じ東京芝1800mの重賞・オープン全体の6番人気以下の複勝率は8.9%で、全体平均は24.0%
  • 出走30頭以上の種牡馬では、キズナ(37.5%)とエピファネイア(35.9%)の複勝率が、全体平均の24.0%を上回った
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