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2020年産馬クラシックロード vol.012

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Mahmoud
2023/3/30 15:17
前回と同じような形で今年の皐月賞展望につながるデータを紹介していこうと思いますが、過去年のデータは2012年から用意してみました。
3歳のこの時期は牝馬よりも牡馬の方がグングン成長していく馬が多いですが、当然のことながら過去の皐月賞勝ち馬はデビューから着実に成長を遂げています。それが指数値としてハッキリ現れている以外にL5L3指数の上昇度も目立ちます。レース後半の走力を伸ばしている馬が多いですね。この中で特異な存在はコントレイル。211月の時点としては極めて高いパフォーマンスを見せ、しかもそれが2戦目。年によってはそのままのレベルで皐月賞を勝てそうなケースがあるものの、もう一段成長していかないと勝てない年も現にあります。基本2歳時とは別馬になるが如くの成長を見せるのが勝ち馬の基本形です。例えば昨年の皐月賞で勝ち馬ジオグリフから0.3秒の3着だったドウデュースは前年の朝日杯フューチュリティステークスで116というレーティングが付けられていましたが、その皐月賞では115。レーティングは世代基準で付けられているのでこんなおかしな値となっていますが、もし朝日杯フューチュリティステークス当時の走力のまま皐月賞を走ったら、掲示板に載ることすら100%不可能です。
2012年皐月賞でのゴールドシップの指数そのものは抜けて高い値ではないもののL5指数は極めて高数値。この世代のクラシック戦線はレベルの高い年でしたが、その中での勝ち馬というのはやはり高パフォーマンスを見せています。そしてこの表の中で最も高いパフォーマンスだったのが2015年のドゥラメンテ。余裕をもってラスト200m11.0程度で駆け抜けるほどの走りでこの各指数値。この皐月賞時のドゥラメンテと同斤量の芝2000mで戦って勝てる見込みがある現役古馬はイクイノックス、ドウデュース以外に果たしているのだろうか、というくらいの高レベル。僅か5世代の産駒を残したのみで早逝したのは返す返すも残念なこと。同期のキタサンブラックにはさらなる期待がかかります。
データ作成の都合上古くは2014年までしか用意できませんが、各年のL3指数出馬表も見ていきましょう。
2022年はL3指数が高いイクイノックスとダノンベルーガが注目できましたが勝ったのはジオグリフ。前走共同通信杯ではダノンベルーガに負けましたが斤量は1kg余計に背負っていました。条件クラスでは斤量差の恩恵を生かせるケースが少ないものの上級レースでの斤量差は影響度が大きいです。もっとも現3歳勢では同様のケースは見られません。
2021年は近10走各馬Best3指数平均値が最も低い年。近2走でのL3指数が目立つエフフォーリアを筆頭に同じくL3指数上位のダノンザキッド、タイトルホルダー、ステラヴェローチェが続く形。
2020年はコントレイル、サリオスが抜けている状態。3番手候補はヴェルトライゼンデ、L3指数上位のガロアクリーク、コルテジアが続く形。
2019年のサートゥルナーリアは過去3戦全て脚を僅かな区間のみで使っての勝利。走りを深堀しないと強さを見出せない馬。各指数上ではダノンキングリー、アドマイヤマーズが上位。皐月賞での結果はダノンキングリーの方が先着しましたが前走共同通信杯は2022年ジオグリフとダノンベルーガの関係性と同じ。
2018年はまさに混戦といった指数状況。チャンスがありそうな馬は半数以上しました。ダノンプレミアムが回避した影響度は大。
2017年は紅一点ファンディーナが参戦。2戦目で極めて高いL3指数をマークしていましたが、その良さを生かし切れず。指数上浮上してくる馬はクリンチャー、ペルシアンナイト、アルアインの3頭。クリンチャー、何とか3着に入って欲しかった・・・。
2016年はマカヒキ、リオンディーズ、サトノダイヤモンド、エアスピネル、ディーマジェスティの5頭がクローズアップされるメンバー構成。
2015年はサトノクラウン、ブライトエンブレム、ドゥラメンテ、リアルスティールの4頭が抜けていますが、ドゥラメンテの前走共同通信杯2着が力負けではなく、良くない走りとなった影響だと判断できるかがポイント。
2014年は2歳時の東京スポーツ杯2Sで高指数、高L3指数をマークしていたイスラボニータが断然の存在。早い時期に高指数をマークしていた馬の方が、他馬と同様の成長曲線を描けば当然上位に来ることとなります。
それでは今年の皐月賞に参戦する可能性がある22頭分の全レースL5指数表およびL3指数出馬表を見ていきましょう。

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