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「ダートでもノーザン」だったフェブラリーS

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夢限競馬新聞
2026/2/23 18:07
22日の東京11R・フェブラリーSは上位人気馬が力を出し切って、見応えのあるレースとなった。1着は2番人気のコスタノヴァ、2着は3番人気のウィルソンテソーロ、3着は1番人気のダブルハートボンド。夢限新聞の本紙印も○→▲→◎で的中となった。3連複は1080円(1番人気)の低配当だったので胸を張れるものではないが、今年最初のGIを無事に当てることができて、とりあえずはひと安心である。

それはさておき、前後半の600mが35秒1→36秒2という締まった流れの中、先行勢では最先着となる5着に健闘したのが、8番人気で「夢印」のオメガギネスだった。この馬の最大の推し材料は、今回と同じく東京ダート1600mだった3走前のグリーンチャンネルCにあった。60kgを背負いながら、能力指数74をマークして快勝。昨年のフェブラリーSのコスタノヴァの能力指数が76だから、既にGIレベルの数字を残していたのである。確かにスタートが課題ではあったが、グリーンチャンネルCでも1馬身半ほど出遅れていたのだから、大したマイナス材料にはならない。したがって単勝28.6倍の8番人気は意外過ぎる低評価といえた。
レースでは先行策から見せ場をつくったものの、残り200mから脚が鈍って0秒8差の5着に終わった。人気を上回る着順ではあったが、上位4頭には完敗。あえていえば、同じ良馬場でも冬場特有の乾燥した砂が堪えた印象だったので、ひと雨あれば…といった感じだったか。こういった馬なので、今後に地方のパワーを求められる馬場で走ることがあれば過信禁物。逆に道悪になった場合は評価を上げてほしい。

他の上位馬にも触れておこう。コスタノヴァは東京ダートで8戦7勝、2着1回だから、史上屈指の舞台巧者といえる。ただ、逆に東京以外では【1-1-1-3】と低調。勝ったのは未勝利だけで、オープンでは24年のクラスターCが6着、25年のかしわ記念が3着、さきたま杯が11着。全て人気以下の着順に終わっているので、過信禁物ではないだろうか。
ウィルソンテソーロは理想的な立ち回りから、力を出し切っての2着。今回に関しては相手を褒めるしかない。明け7歳でも衰えはなく、引き続きGI戦線で期待できるだろう。ただ、現状はマイルがベスト、1800mは守備範囲、2000mは少し長いイメージなので、仮に帝王賞などに出走してきた場合は疑ってかかりたい。
ダブルハートボンドは初の芝スタートでダッシュがひと息だったが、それでも3着にまとめたのは立派。脚元に難しさがある分、陣営が中途半端な状態で使ってくることは考えづらく、今後も崩れるシーンはなさそうだ。
最後に余談を一つ。近年はダートGIでもノーザンファームの生産馬の活躍が顕著だ。17年以降のフェブラリーSとチャンピオンズCの勝ち馬19頭の生産者を見ると、ノーザンファームが8頭、外国産馬が6頭で、国内のノーザンファーム以外の生産者は5頭しかいない。ノーザンファームの経営努力は大いに称えられるべきだが、「ダートでもノーザンFか」と感じるのは私だけだろうか。
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