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2020年産馬クラシックロード vol.004

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Mahmoud
2023/2/7 22:51
今回はご依頼いただいた4頭の分析記事を書いていきますが、最初に今週の共同通信杯に出走予定のタッチウッドとタスティエーラの2頭について比較してみます。この2頭の新馬戦の指数はこちら。

L3指数はほぼ互角。指数はタスティエーラが9高いので単純比較ではタスティエーラの新馬戦の内容の方が上となるのですが、より深く比較するために平均完歩ピッチの推移も見ていきましょう。
ラストスパート時の完歩ピッチのピーク値はほぼ同等。しかしタスティエーラはL600500mL1000mの値がほぼ同じ。つまりラスト600m区間全体をきっちり走り切った内容。一方タッチウッドは全開完歩ピッチ区間が100mゴール寄りであり、正味ラスト300mとなるラストスパート。これではラスト600mのラップタイムがタッチウッドの限界値まで出せないことになります。以前から一つの指針とされてきた上がり600mのラップタイム比較には、このような背景があります。タスティエーラが走った東京競馬場はラスト525.9mが直線。タッチウッドが走った阪神競馬場内回りAコースはラスト356.5mが直線。この直線の長さがラストスパート始動に影響を及ぼすケースは意外と多く、特に新馬戦では顕著な傾向にあります。この阪神競馬場内回りより最後の直線がさらに短い中山・札幌・函館・福島・小倉競馬場での新馬戦は、こういった傾向が色濃く出ます。ラスト200mが最速となる加速ラップを刻める要因がこれです。そういった観点からすれば東京競馬場や新潟競馬場外回りでの上がり600mのラップタイムはある意味正義となります。
また、タッチウッドはテンでピッチを速めてスタートダッシュし、その後早々とピッチを緩めて走行。一方タスティエーラはあまりダッシュを効かせずスタートし、その後はピッチを緩める度合いが少なく走行。エネルギー効率の観点からして緩急の差が少ない形で走る方がレース全体の走破タイムは速くなります。よってタッチウッドの方が時計を詰める余地が大きく、指数の差9を埋められる可能性が考えられます。新馬戦は各々のレースでのメンバーレベルの差が大きく、またペースの違いやスパート始動の差の違いも大きく評価はなかなか難しいですね。
タッチウッドは逃げ切り、タスティエーラは2番手ながらも逃げ馬の外に併せる展開。どちらも前で競馬をした共通項がありますが、短期的な瞬発力はタッチウッドが上で、タスティエーラは持久力型末脚タイプ。それぞれの父ドゥラメンテとサトノクラウンのイメージ通りに捉えて良いだろうと考えます。それではこの2頭の評価をもう少し深堀するために、2023-02-05時点での芝1600m以上における新馬戦勝ち馬(計136頭)の指数ランキングを見ていきましょう。また、ルーチェロッサとロードデルレイの分析記事があります。そして最後には共同通信杯の展望も行っていきますので、ぜひ当マガジンをご購入していただき目を通していただければ幸いです。

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