BOOKERS

image

2021年産馬クラシックロード vol.056

2
image
Mahmoud
2024/1/4 06:10
今回は昨年末に行われたホープフルSを振り返ってみたいと思います。まずは当レースがG1に昇格した2017年以降のスパンで指数的比較をしてみましょう。
2017年ほどではないもののL5追走指数の値からして多くの出走馬にとってペースが速かったのは確かであり、4コーナーを迎える段階で余力をかなり失っていた馬は多かったと思われます。その影響で各馬の進路が乱れる結果となり5着のミスタージーティー辺りはマトモなラストスパートができない状態となりました。キャリア2戦以下という馬が半数を占めておりしかも2000m戦。G1競走といっても能力差が大きく開くケースが多いのがこのホープフルS。XでPostしたように勝ったレガレイラのラスト200m11.05程度。これはレガレイラが速いと解釈するのはあまり妥当ではなく半数以上の馬とは追走余力が全く別次元だったということ。追い切りのようなペースでラスト200mを迎えれば出走馬全て200mを11.05で楽に走れますが、実際のレースペースではラストスパートでスピードアップすることさえままならなかったわけです。L5指数・L5-3指数・L3指数全てプラス値になっているのはレガレイラのみ。上手く走れなかった僅かな馬を除いてレガレイラは最終的な走破タイム差以上に決定的な差を付けたと考えて問題ないでしょう。今回のレガレイラのラストスパートの質は以下の完歩ピッチ比較である程度イメージが掴めるかと思います。
有馬記念でのドウデュースと全く質が異なるのはさておき、その有馬記念の34コーナーでコーナリング性能の違いからモタモタするしかなかったジャスティンパレスよりもレガレイラの踏み込みのタイミングは遅いのです。ジャスティンパレスのケースは34コーナーで前を行くドウデュースに付いていけないので無理をせず速い馬のスピードに合わせない選択をした一方、レガレイラの場合は前を行く馬たちのペースが一向に上がらなかったので、そのペースに合わせた結果ラスト200mがダントツに速くなってしまったというケース。受動的にラスト200m特化型の追い切りと似たようなラストスパートになってしまったという形でした。ホープフルSがグレードレースとなる以前はもう少しレースレベルの高かった年がありましたが、レガレイラの走りはG1昇格後ではトップクラスの内容だったと見て問題ないでしょう。他馬も含めてもう少し解説を加えておきます。

この続き: 2,332文字 画像68枚
記事のみで購入
¥1,000
定期購読マガジンで購入
¥4,000/月
2024年産馬クラシックロード
¥4,000/月

2024年産馬の分析


Flag

記事を気に入ったらサポートしよう!

image
X