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Mahmoudの競馬エッセイ vol.061 「アイビスサマーダッシュを第1回から振り返って」

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Mahmoud
2024/7/23 01:28
今週は新潟芝直線1000m戦アイビスサマーダッシュが行われます。今年で24回目を迎えますが第1回からレース結果L3指数明細表を見ていきましょう。
2002年第2回開催でカルストンライトオがマークした53.7が現在もレコードとして残っています。私の指数上、芝直線1000mで唯一の100オーバー。このカルストンライトオはスプリンターズSを勝っていますし端的に言えばアイビスサマーダッシュ出走馬史上最も強い馬でした。2001年第1回開催の覇者メジロダーリングも次走スプリンターズSで首差の2着。その後も2007年第7回の覇者サンアディユ、2012年第12回の覇者パドトロワ、2013年第13回の覇者ハクサンムーンはスプリンターズSで2着に入りましたが、その後の勝ち馬に関してはG1で好戦した馬が皆無で出走すらしていない馬もいます。私が算出している指数でも2016年ベルカントの91を最後に80台止まり。G3というグレードなりというか、スプリント戦の強豪馬の出走は全くなくなってしまったのがここ数年続いていて、レコードが更新されないのは当然でもあります。ダイメイプリンセスが勝った2018年は馬場が速い上、かなり強い追い風の恩恵があったのでレコードを更新できる絶好の舞台でしたがレコードに0.1秒届かず。この条件下で斤量56kgのカルストンライトオが出走していたら推定走破タイムは52.953.0。この新潟競馬場の直線コースは追い風、向かい風をモロに受けるケースが多々あるので、地盤がしっかり固まった馬場状態、強い追い風という条件が揃えば52秒台のレコードがマークされる可能性は多少なりともあります。もちろん、強い馬が出走しないと実現不可能な話ですが・・・。
2回とも逃げて勝利したカルストンライトオが刻んだ形となる公式レースラップタイムに関してはXでPostしたのでまだご覧になっていない方は見ておいてください。
改めて書いておきますが、2002年での600800m区間の公式レースラップタイム9.6というのは100%あり得ません。そしてほぼ例外なく各馬の最速ラップタイムがマークされるのは200400m区間。この区間は映像解析で最もラップタイム値を算出しにくい場所なので暫定レベルの話にはなるのですが、ここで9秒台をマークしている馬はたくさんいて、2002年にカルストンライトオが自動計測で出した9.8より速いラップタイムをマークした馬は何頭かいます。
トップスピードが速くないと外ラチ沿いの好位を取ることは難しくなるものの、ただ単に速ければ勝てるレースではありません。1000mを効率よく走れるかどうかが大きなポイントで、最もスピードが上がる200400m区間で無理をさせられた馬はほぼ例外なくラスト200mで失速していきます。ちなみに前述の2018年の覇者ダイメイプリンセスのラップタイムはこんな感じです。
12.25-9.85-10.20-10.45-11.05
相対的にはラスト200mで末脚がスパッとキレたように感じられますが、それは自身が失速率の低いペース推移で走り、先行勢がオーバーペースで失速したことによるものです。馬のタイプによって一概には言えないものの、このダイメイプリンセスの鞍上秋山真一騎手のように一気にエンジンを吹かすようなことをせず乗ってくるのが上手な騎手が上位に来ている印象が強いです。参戦する機会はまずありませんが、例えばC.ルメール騎手が乗って来るようだと断然上手なレースをやってくるはずです。それでは今年の登録馬の指数表をご覧ください。

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