
AJCC(GII)出走馬診断
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AJCC(GII)出走馬診断
執筆担当:馬シェフ
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2026年1月25日(日)
中山11R 第67回 アメリカジョッキークラブカップ(GII)
芝2200m 発走時刻15:45
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▽出走馬診断
□1枠1番 チャックネイト(せん8)
美浦:堀宣行厩舎 R.キング騎手
馬主:金子真人ホールディングス
生産:社台ファーム
出走メンバー相対評価:☆☆☆
美浦:堀宣行厩舎 R.キング騎手
馬主:金子真人ホールディングス
生産:社台ファーム
出走メンバー相対評価:☆☆☆
ハーツクライ産駒で、さすがの成長力。8歳になったが、まだ馬は若い。昨年のAJCCで12着となり、日経賞では巻き返しの2着。スタミナがあり、距離は長い方が良い。厩舎は「ここを目標に」とは口にしているが、ここを使って、もう一段良くなりそう。
プロキオンステークスに出走するジェイパームスとの併せ馬で2馬身遅れ。時計は悪くないが、良化途上。内枠の利とR.キング騎手の手腕でどこまで。
プロキオンステークスに出走するジェイパームスとの併せ馬で2馬身遅れ。時計は悪くないが、良化途上。内枠の利とR.キング騎手の手腕でどこまで。
■1枠2番 ホウオウノーサイド(牡7)
美浦:奥村武厩舎 杉原誠騎手
馬主:小笹芳央
生産:岡田スタツド
出走メンバー相対評価:☆
お手馬のファウストラーゼンが須貝尚介厩舎に転厩した影響もあり再びのコンビ結成とはならなかった杉原誠騎手だが、3走続けてホウオウノーサイドに騎乗。筋を通した奥村武調教師は、ノースブリッジには岩田康誠騎手の継続騎乗とともに2頭出し。
ホウオウノーサイドは、このメンバーに入ると力不足が否めず、いまは復調の途中。長期休み明けを叩いた分、前走よりは状態が急上昇。ブリンカー着用で策は講じるが、ここで強い相手に揉まれた後、相手が楽なところでの前進を狙うのが妥当だろう。
ホウオウノーサイドは、このメンバーに入ると力不足が否めず、いまは復調の途中。長期休み明けを叩いた分、前走よりは状態が急上昇。ブリンカー着用で策は講じるが、ここで強い相手に揉まれた後、相手が楽なところでの前進を狙うのが妥当だろう。
□2枠3番 マイネルエンペラー(牡6)
栗東:清水久詞厩舎 戸崎圭太騎手
馬主:サラブレッドクラブラフィアン
生産:ビッグレッドファーム
出走メンバー相対評価:☆☆☆
骨折休養明けの前走「有馬記念」に向けての調教は、抜群に動いていたマイネルエンペラー。さすがに休み明けでGI出走に向けて負荷をかけすぎていた印象もあったが、その疲れを感じさせない中間の動き。清水久詞厩舎のハード追いにも耐えており、タフだ。キタサンブラックを鍛え上げた“ハード追いの清水厩舎”の管理馬らしく、へこたれないあたりは、“スタミナお化け”の兆候。やや2000m寄り向きのレースになりそうな今年のAJCCは、レースの傾向とは適性がややずれそうだ。このデキで日経賞(芝2500m戦)ならば中心視できる状態だが、2200m戦では仕掛けるタイミングの難しさがある。瞬発力では劣るだけに、どれだけ早く仕掛けてロングスパートできるか。流れに乗った競馬では難しそうで鞍上の“奇策”次第だ。
■2枠4番 ジョバンニ(牡4)
栗東:杉山晴紀厩舎 松山弘平騎手
馬主:KRジャパン
生産:タイヘイ牧場
出走メンバー相対評価:☆☆☆☆
「決め手」を欠く分、勝ち味に遅いが相手なりに走れるのは、基礎能力が「GII級レベル」にある馬だからこそ。内回りの2000mあたりが向くタイプで、決め手のある馬が相手となると分が悪い。いつも頭が高い走法の馬だが、今回は頭が下がっており、集中力が増している印象。「連軸向き」の1頭ではあるが、決定力不足は否めない。
□3枠5番 マテンロウレオ(牡7)
栗東:昆貢厩舎 横山典弘騎手
馬主:寺田千代乃
生産:猪野毛牧場
出走メンバー相対評価:☆☆☆☆
昨年は前目から粘っての2着好走。ダノンデサイル相手に0.1秒差の僅差というレース内容から、AJCCでの好走に期待は高まるが、本質的に中山向きとは言い難い。厳しいジャッジになるが、昨年2着は展開が向いたため、鞍上の判断が光ったといえる。ただし、追いきりの動きでいえば、昨年も良かったが、今年は脚の回転の良さをみるかぎりは、“昨年以上”といえる。ダノンデサイルのような存在が不在なだけに、相手関係でいえば、昨年よりも食らいつけるメンバーが相手。過度な期待はしにくいが、昨年と同じくらいの好走はできそうだ。あとは展開が向くかどうか。後述する“キーホース/アウスヴァール”の存在が不気味。
■3枠6番 サンストックトン(牡7)
美浦:堀内岳志厩舎 松岡正海騎手
馬主:加藤ステーブル
生産:加藤ステーブル
出走メンバー相対評価:☆
脚質、能力比較からも苦戦が強いられることは否めない。ここでは役不足。ただし状態が上がってきているだけに、見せ場はあるかも。ここを使って、“次”にどういうレースに出走するか動向は見守るべき。2000m戦で相手関係が楽なところに顔を出せるようであれば、7歳馬でも軽視は禁物。転厩で厩舎も試行錯誤しているだけに、自己レベルのレースに出てきた時には注目度をあげたい。
□4枠7番 マイネルメモリー(牡6)
栗東:宮徹厩舎 佐々木大輔騎手
馬主:サラブレッドクラブラフィアン
生産:ビッグレッドファーム
出走メンバー相対評価:☆☆
GIIIレベルならチャンスはありそうだが、今回はやや相手が強い。GI馬は不在のため、色気を出したいところで、決め手はある。ただ、決め手がいきるかどうかは展開次第。タフな流れになれば台頭できそうだが、いまの中山の馬場コンディションとレース傾向からいえば、楽しみよりも不安が大きい。
■4枠8番 アウスヴァール(せん8)
美浦:昆貢厩舎 古川吉洋騎手
馬主:ノルマンディーサラブレッドクラブ
生産:宝寄山拓樹
出走メンバー相対評価:☆
昆貢厩舎がマテンロウレオとの2頭出し。マテンロウレオの調教を手伝っていた古川吉洋騎手には、アウスヴァールを託す。意図は、明確で、“昆貢厩舎のチーム戦”だ。レースの展開を握るキーホースは、まさに“このアウスヴァール”だ。マテンロウレオの状態を知る古川吉洋騎手が、アウスヴァールでどれくらいのペースで引っ張るか。
□5枠9番 ショウヘイ(牡4)
栗東:友道康夫厩舎 川田将雅騎手
馬主:石川達絵
生産:ノーザンファーム
出走メンバー相対評価:☆☆☆☆☆
3000mの菊花賞は距離が長すぎてもたず。2400m戦も、ダービー3着、神戸新聞杯2着と好走しているが、勝ちきれる距離とはいえない。それが“3歳まで”のショウヘイに対する冷静なジャッジ。2000m路線か、距離を延ばせるように磨くべきか。厩舎サイドはその判断の岐路に立たされている。今後の路線を明確にするべく、しっかりと仕上げた上で、見極める機会となる今年のAJCC参戦。厩舎らしいコース追いを重ねて、仕上げは良好。仕切り直しのここで、今後の方向が決まる。それなりの仕上げでの善戦では何も判断ができない。もっと距離を延ばしても良いのかどうか。それをジャッジできる領域までは仕上げてきている。落ち着いてレースにいければ、1頭だけ突き抜けても不思議はない。
■5枠10番 ノースブリッジ(牡8)
美浦:奥村武厩舎 岩田康誠騎手
馬主:井山登
生産:村田牧場
出走メンバー相対評価:☆☆☆
札幌記念を勝った頃が、この馬の状態ベストとするならば、そこまでは戻っていない。それでも前走よりは明らかに良くなっており、1年の休養を経て、休み明けを叩いた馬の状態としては、良好だ。まだ硬さが残っているだけに、良化の余地は残す。とすれば、ここをもう一度叩いて後に、どのような変化をもたらすか。関東に一時的に拠点を移して意気込む岩田康誠騎手とともに手掛けている馬で、ノースブリッジは8歳ながら、今年再び重賞を勝てる場面は訪れるかもしれない。そのような観点でいえば、馬券的な視点とは別に、このAJCCでどれくらいやれるのかはよく観察しておくべきだろう。
□6枠11番 ニシノレヴナント(せん6)
栗東:上原博之厩舎 野中悠太郎騎手
馬主:西山茂行
生産:タツヤファーム
出走メンバー相対評価:☆☆
短距離で活躍した父ネロの産駒ながら、ニシノレヴナントの適性は“長距離”。
能力比較でいえば、相手が強いが、今回のニシノレヴナントは状態が良い。動きの質が上がってきており、侮れない。長く良い脚が使えるため、ニシノレヴナント自身にとっては、このコースは条件が好転。あとはコース取り次第。穴をあける可能性あり。
能力比較でいえば、相手が強いが、今回のニシノレヴナントは状態が良い。動きの質が上がってきており、侮れない。長く良い脚が使えるため、ニシノレヴナント自身にとっては、このコースは条件が好転。あとはコース取り次第。穴をあける可能性あり。
■6枠12番 ディマイザキッド(牡5)
美浦:清水英克厩舎 岩田望来騎手
馬主:嶋田賢
生産:服部牧場
出走メンバー相対評価:☆☆☆☆
中山巧者が、強襲する気満々だ。「冬馬」らしく調子も良い。有馬記念は除外となったために、目標をきりかえてAJCCへ。2000m~2500mが守備範囲。距離も中山コースもピッタリ。有馬記念除外後は少し緩めたとのことだが、併せ馬を重ねてしっかりと追われている。調教駆けする馬ではないだけに、時計が目立つわけではないが、時計には表われないところでの充実度は大きい。
□7枠13番 アルビーシャ(牡8)
栗東:手塚貴久厩舎 津村明秀騎手
馬主:サンデーレーシング
生産:ノーザンファーム
出走メンバー相対評価:☆☆☆☆
順調に使えていないため、能力が目立たないが、秘めるポテンシャルは高く、ここでもお客さん扱いはできない。ただしやはり長期休養明けであることを加味すれば、重い印は打てない。8歳馬だが衰えはなく、このまま鍛えることができれば今年どこかで激走があっても驚けない。
■7枠14番 ドゥラドーレス(牡7)
美浦:宮田敬介厩舎 C.ルメール騎手
馬主:吉田勝己
生産:ノーザンファーム
出走メンバー相対評価:☆☆☆☆☆
言うまでもなく、GIIは勝てるレベルの馬。ショウヘイにとっての最大のライバルは、この馬だろう。差しが決まるかどうか。いまの中山では、なにかに出し抜けをくらいそうだが、この馬の末脚は計算できるため、展開が向かなくとも上位まで上がってきそうな気配はある。展開想定、枠順ではプラスとはいえないが、地力では、隅には置けない。
□8枠15番 ファウストラーゼン(牡4)
栗東:須貝尚介厩舎 横山武史騎手
馬主:宮崎俊也
生産:友田牧場
出走メンバー相対評価:☆☆☆
ホープフルステークス、弥生賞は、極端な捲くりがはまって好走したが、真っ向勝負では能力不足。スタミナをいかした競馬でどこまでいけるか。脚を使う場所がポイントで、全体がよどみなく流れた時には使える武器は少ない。転厩後は、弱点であった“キレ”を磨くような傾向になっており、今回は結果よりも日頃磨いてきた成果がどれだけのものかを確認するような機会だろう。ダービー以来の休み明けで、大きなことは求められていない。次に繋がるような“末脚”の確認作業のようなレースになるはずだ。
■8枠16番 エヒト(牡9)
栗東:森秀行厩舎 菅原明良騎手
馬主:平井裕
生産:白井牧場
出走メンバー相対評価:☆
9歳でも現役を続けているようにタフな馬。休み明けだが、坂路ではある程度動けており、状態は悪くない。ただし、迫力がないため、良い頃と比較すると大幅な割引が必要。AJCCは荷が重い。
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