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2021年産馬クラシックロード vol.065

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Mahmoud
2024/3/6 01:51
チューリップ賞、弥生賞ともども1番人気馬が馬券外となる波乱の結果となりましたが、今回は芝1600m以上のグレードレースの結果を2020年産馬と比較してみたいと思います。弥生賞までの全18レースです。
昨年は牡牝合わせて見てもリバティアイランドの一強状態でした。特に牡馬はグラニットが出走すればまずまずペースが上がった状態でレースが行われましたが、グラニット不在となるとペースは緩み、またグラニットが逃げていても追っかけるようなレース展開にならなかったので、ペースの厳しさという点では低調なレベルで推移していました。当然レース経験値により強くなる度合いが少ないまま皐月賞、日本ダービーへ突入。2020年産牡馬は成長曲線が例年と比べ緩やかなカーブを描くこととなり、古馬になってからの伸びしろは十分に期待できるとはいえ、クラシック戦線としてはレベルの低い世代となったのは間違いありません。その要因がこの弥生賞までのレース質によるものだったと考えられます。その一方、現3歳世代となる2021年産馬のレースは昨年と質が異なります。主だったレースなら京都2歳S、ホープフルSは昨年より遥かにペースアップしてレースが行われており、また、きさらぎ賞ではペースが速いだけでなくL5指数、L3指数が昨年以上の値をマークしている馬がいて明らかに昨年を上回るレベルの一戦。最終的にレベルはどっちが上なのかはさておき、皐月賞を迎えるまでなら現3歳馬は昨年以上に良い走りをした馬が数多くいるのは確かです。
先週のチューリップ賞はL3指数がプラス値となったのは勝ったスウィープフィート1頭のみで各馬オーバーペース気味となったレースでした。特にL5-3指数は全頭がプラス値。脚を溜めて良さが出る馬にはツラいレースだったかと思われます。言い方を変えればマイルよりも長い距離に向いた馬たちにとっては難しいレースになったということ。弥生賞は現状でのガチンコ2000m戦の質が問われたような一戦で、こちらもスローで脚を溜めてこそ、というタイプにはツラいレースとなったようです。ちなみに弥生賞の勝ちタイム1:59.8はレースレコード。過去に2分を切った2016年との各指数比較はこちら。
勝ち馬の指数はほぼ互角でL5指数もほぼ互角。しかし決定的に違うのはL5指数の中身。2016年マカヒキは後半1000mの内、ラスト600mを異常なレベルで高速走行したのに対し、コスモキュランダは後半1000mをトータルで速く走ったようなスタイル。それぞれストロングポイントの質が異なるとみて良いでしょう。追い切りでもラスト200m特化型スタイルが全盛の現在、弥生賞でのコスモキュランダの走りはトレンドに逆行するような興味深い内容でした。この後は今週のオープンクラス特別登録馬の指数表を掲載しておきます。

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