Mahmoudの競馬エッセイ vol.103 「2025年エリザベス女王杯指数振り返りと2025年マイルCS指数表」
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先週のエリザベス女王杯を指数ベースで簡単に振り返っておきます。レース結果L5指数明細表と1~3着馬のL5指数履歴をご覧ください。
残り1000m地点を15番手で通過したライラックが3着となった通り、位置取りの優位性というのはあまりなく、全体的に捉えればペースが厳しかったと思われます。ちなみにライラックはL5追走指数がプラス値となって好走したケースがキャリアハイの指数をマークした2025年アメリカJCCくらいで、追走させ過ぎると良さが出ないタイプです。今回は2着となった2022年エリザベス女王杯と同じL5追走指数がプラスマイナスゼロで、後半1000mは2022年以上に頑張って駆け抜けたと考えられます。古馬になってからは不釣り合いとなるマイル戦に出たりしていましたが、低い指数値だったように不適距離で消耗することがなかったのが、長いキャリアを経ても好走できた要因の一つだったように思います。
2着のパラディレーヌは前走以上に追走した形となりましたが、後半の脚色も大きく衰えることなく好走しました。道中静かに乗られていたのがポイントだったかと思います。前走秋華賞で3/4馬身届かなかったエリカエクスプレスを今回は残り300m辺りで早々と捕らえていたので、細かいポイントは多々あるものの、結果論的に言えばエリカエクスプレスは距離云々以前にオーバーペースだったと見るのが妥当でしょう。
1着レガレイラは同距離の前走オールカマーより実質的な時計として0.3秒速く残り1000mを通過し、その分、後半の走力は落としたものの力の違いを見せ付けました。宝塚記念は無謀な追走となりましたが、3歳時より追走力はアップしていて、競走馬が強くなっていく、成長していくという姿を数値的にもきっちり表しています。次走は昨年勝利を挙げた有馬記念でしょうが、レガレイラの弱点を挙げるとしたらコーナーワークになると思います。XでもPostしましたが、昨年の有馬記念、今年のオールカマーと今回のエリザベス女王杯の後半1200mの平均完歩ピッチをご覧ください。
手応えは良く映ったものの、昨年の有馬記念の3コーナー、L700~600mで完歩ピッチが速くなっています。ペースアップに対応した形なのですが、終始促されて手応えで見劣っていたシャフリヤールとはハナ差の勝負となりました。意外と3コーナーからのペースアップが堪えたように映りました。一方、同じ中山競馬場でもオールカマーは外回りコースであり、残り800m手前から残り600m辺りまで京都芝外回りコースと同じように直線的に走れるコース形態なので、徐々にピッチを速めスムーズなラストスパート始動となっていました。3コーナーからのペースアップが急となる後半のレース展開となると、その際にどう対応するかがポイントになるかもしれません。そもそも、中山競馬場内回りと外回りをごっちゃにして「中山巧者」とするのは正しくありません。
それではマイルCSの話題に移りましょう。
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