
ナムラコスモス(8番人気)は能力4番手だった
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藤井駿平の回顧
手前味噌で大変恐縮だが、3月1日の阪神11R・チューリップ賞は、改めて能力指数の精度が証明されるレースとなった。
ゴール前の追い比べから抜け出し、重賞初制覇を果たしたのは、指数トップに支持されていた2番人気のタイセイボーグである。1番人気のアランカールも3着を死守し、一見すれば順当な決着。そんな中で「さすが夢限新聞‼」とファンを唸らせたのは、8番人気で2着に激走したナムラコスモスを「注」に指名していた点だろう。

失礼を承知で言えば、重賞では比較的地味な〝大橋勇樹厩舎×田口貫太騎手〟の師弟タッグであったことが、低評価に甘んじた要因だろう。しかし、夢限新聞の能力指数は、そういった根拠のない空気感に流されることはなかった。
一戦ごとに指数を伸ばし、前走で「52」をマークしていたナムラコスモスが単勝20,2倍の8番人気。対して、前走でほぼ互角の「53」をマークしていたソルバッサーレは4.9倍の3番人気。能力が伯仲していながらこれだけの人気差があったのだから、どちらに配当妙味が宿っていたかは明白だった。

1着が指数1位のタイセイボーグ、2着に同4位のナムラコスモス、そして3着に同2位のアランカール。能力指数的には「強い馬が順当に走った」に過ぎず、極めて平穏な決着だった。それでいて3連複が2480円、3連単が1万4860円もついたのだから、「おいし過ぎた配当」だったことは間違いなし。能力指数という名のコンパスが、いかに鋭く正解を指し示すかが改めて証明された一戦であった。
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