Mahmoudの競馬エッセイ vol.033 「2023凱旋門賞展望その3」
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France Galop、Racing TV、あるいはAt The
Races等のサイトで各馬の個別ラップライムをご覧になっている方は多いと思いますが、欧州の競馬場はコース形状がさまざまであり、また既報したようにフランスでは発表された施行距離が正しくない他、仮柵を設けた際のコーナー区間は200m以上の距離スパンでの値となっており、一律にラップタイムを比較するのに難儀されているかと思います。そんな時、完歩ピッチの推移でもある程度判断付くことがあります。例えば仏ダービー4着、パリ大賞1着、ニエル賞2着のFeed The
Flameはラスト1000mをこのような完歩ピッチの推移で走っています。
最速完歩ピッチの値が最も速い2023-09-10
ニエル賞はこの3レースの中で最も余力を残してラストスパートしている、即ち最もペースが緩んだレースということがわかります。その逆のパターンが2023-06-04仏ダービー。しかもピーク区間がL600~500m区間となっておりゴール間際の脚色は悪くなって当然のレース。2023-07-14パリ大賞は完歩ピッチの値が上下しています。最後方で最後の直線に入り進路がないシーンがありました。そのため一気に全開とはならず待つ状態になっているのがデータでもハッキリと浮かび上がってきます。そしてラスト200mは次走のニエル賞よりも値が速く、ゴールまで脚色が良かっただろうと推測できます。
この後はニエル賞と同日のフォワ賞、ヴェルメイユ賞について触れておこうと思います。フォワ賞についてはFrance Galopのサイト上にトラッキングデータがありませんが、勝ち馬の個別ラップタイムは私の方で計測してあるので各要所での勝ち馬のラップタイム差を比較してみましょう。
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