上記に挙げた10頭のうち、メジロの2頭を除く8頭に共通するのがスタミナ血統のWild Riskです。Wild Riskの中でも代表的な後継となるWorden、ヴィミー、Blushing Groomからさらに血統を深掘って行きます。
まず、Wordenはフィエールマン、キタサンブラック、フェノーメノ、マイネルキッツ、メイショウサムソンに共通する血統で、Princely Giftとの組み合わせ(Princely Gift✖️Worden)を全て併せ持ちます。ステイゴールドの母のゴールデンサッシュが内包するスタミナ型のニックスで、その全兄のサッカーボーイ持ちからも勝ち馬のマイネルキッツやヒシミラクル、3年連続3着のナリタトップロードを輩出します。また、全姉のベルベットサッシュからは2着馬のフェイムゲームを輩出するなどこのレースを語るには欠かせない配合です。
次に、ヴィミーはディープインパクト産駒のフィエールマン、その兄のブラックタイド産駒のキタサンブラック、オペラハウス産駒のテイエムオペラオー、メイショウサムソンに共通する血統です。中でも同レース京都開催3連勝のディープインパクト産駒の強さの源はこのスタミナ血統にあると言っても過言ではないです。
最後に、Blushing Groomは、テイエムオペラオー、サクラローレル、シュヴァルグランに共通する血統です。この他にも、ビートブラック、ヒルノダムールといった人気薄勝ち馬も内包します。
以上のようにWild Riskの血は春天においてなくてはならない血統です。また、フィエールマン、キタサンブラック、テイエムオペラオーと連覇を果たした4頭はWild Riskのクロスを内包しており、Wild Riskの血が濃ければ濃いほど能力を発揮していることも見て取れます。
さらに、Wild Riskが相性良いのが同じくスタミナ血統のHerbagerで、このWild RiskとHerbagerの組み合わせ(Wild Risk✖️Herbager)はサクラローレル、シュヴァルグラン、ビートブラック、ジャスティンパレス、スティッフィリオ、サトノダイヤモンドといった活躍馬にも共通する春天ニックスです。