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2020年産馬クラシックロード vol.013

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Mahmoud
2023/4/4 15:24
残り1000m地点と600m地点を基準点としたL5追走指数・L5指数・L5-3指数・L3指数の検証を行ってみたいと思います。モデル馬は桜花賞出走予定馬のドゥアイズ。阪神ジュベナイルフィリーズとクイーンCの2レースでの比較です。馬場差はできる限り客観性に基づいて算定しているつもりですが、これはなかなか難しいところ。私の判定値は絶対的なモノではありませんが現時点では下記のように算出しています。なお値はセックスアローワンス補正値となっています。また、今回は小数点以下1位まで表示してみました。
東京芝1600mと阪神芝1600mの走破タイム基準値は同一値。ただし後半1000m、後半600mの基準タイムは東京と阪神では異なります。走破タイムが0.4秒遅い阪神ジュベナイルフィリーズを指数10.1秒)上としているので、坂の有無や風の影響、コーナー減速率を無視すると単純計算上200mにつき0.0625秒阪神ジュベナイルフィリーズ時の方が時計の掛かる馬場という形になります。その馬場差を勘案し同一の馬場の速さという条件の下で算出しているのが各指数値。L5追走指数(1600m戦ならL1600L1000m区間対象)は阪神ジュベナイルフィリーズの方が指数4.10.41秒)速く走ったという値。この区間の平均完歩ピッチは以下の通りとなります。
テンの200mL1600L1400mまではクイーンCの方が完歩ピッチは若干速いのですが、その後は阪神ジュベナイルフィリーズの方が断然速いです。それだけ脚を回転させ頑張って走っているわけで、その分スピード値が上がります。計算上0.41秒速く走っていたということになります。そしてテンの200mの実際のラップタイムはクイーンCの方が0.4秒ほど速いので、L1400L1000mでは0.8秒程度阪神ジュベナイルフィリーズでは断然速くなっているのです。この前半600mでのスピード推移はこの2レースかなり異なります。それだけドゥアイズは阪神ジュベナイルフィリーズの序盤で速く走っていたのにもかかわらず18頭中12番手で追走。一方クイーンCは16頭中3番手で追走。レースの質はかなり違いますね。もっともクイーンCの序盤はいたって平均的なペースで流れたレース。阪神ジュベナイルフィリーズでは後方に位置していた馬でもレース序盤の追走レンジはかなり速かったということが判断できます。つまり位置取りが後ろでも脚を温存することがままならなかったということ。次はL1000600m区間での平均完歩ピッチ。
前の区間を引き継いだままL1000900mでの完歩ピッチは阪神ジュベナイルフィリーズの方が断然速いです。その後もこの上下関係はそのまま。このL1000600m区間では指数10.91.09秒)阪神ジュベナイルフィリーズの方が速いという結果。ただ、この34コーナーは阪神ジュベナイルフィリーズで追い風成分を受けていたので実質は指数78程度の差ではなかったかなと推測しています。それでもL600mまで絶えず速いペースのまま推移していたのが阪神ジュベナイルフィリーズ。最後方の位置取りであっても追走で余力を削られていたのが伺えるレースでした。次はL6000m区間での平均完歩ピッチ。
かなりキツいペースを追走しながらもドゥアイズはよく脚を回転させて頑張っています。いい根性していると思いますが、ここまでの負荷はやはり大きく、以下の通りストライド長は狭くなっています。
平均ストライド長はラップタイム同様、馬場の速さ・坂の有無・風の影響を考慮した上で見るべき値なので単純比較できませんが、阪神ジュベナイルフィリーズでのL600mからのストライドは狭くなっておりL3指数は13.91.39秒)阪神ジュベナイルフィリーズの方が遅いという結果になっています。レースラップや個別ラップは諸条件で補正して見るべき値ですが、それはなかなか難しいこと。その辺りをある程度可視化したのがこの各指数となります。それではクイーンCを少し振り返ってみましょう。いくつかおもしろいところがありました。

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