
『元騎手吉田海斗』京王杯2歳S❗️予想公開
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京王杯2歳S の予想をお届けします✨
経験の浅い3歳馬で、化骨も終わってない馬もいるとのことですので、高回収率の期待が持てます💪
失礼を承知で、元騎手としての本音を書きます。
※ちょっと長くなりますが良かったら読んで下さい(騎手ならではの見解だと分かっていただけるはずです)。
※ちょっと長くなりますが良かったら読んで下さい(騎手ならではの見解だと分かっていただけるはずです)。
二流騎手で終わった自分が苦言を言うのも何ですが、天皇賞秋の武豊騎手…。
スローに沈んだメイショウタバル──あの62秒0にはいまだ全く理解できません。
天皇賞秋の週は、Bコース替わり初週。
土曜日の時点から時計が出ており、日曜にはさらに乾いて標準より3秒近く速い馬場差でした。
土曜日の時点から時計が出ており、日曜にはさらに乾いて標準より3秒近く速い馬場差でした。
このコンディションは、近年の天皇賞秋史上でも最も高速な馬場で、平均ペースであれば「1分56秒台」が出てもまったく不思議ではないレベルでした。
つまり、速い流れを刻める逃げ馬にとっては絶好の舞台…。それが今年のメイショウタバルだったはずです。
実際、宝塚記念を59.1−59.8という平均ラップで逃げ切った馬だですし、道中に息を入れず、地力で押し切ることがこの馬の勝ちパターン。
だからこそ、この馬の強さは「持続力」にある。58.0−58.0くらいの締まったラップを作ることで、初めて勝機が生まれるタイプだと感じてましたが、実際の天皇賞秋では前半1000mが62秒0と、あまりにも極端なドスロー。
2歳戦(百日草特別)の方が速いというのだから、正直、理解が追い付きません。
武豊騎手の意図と“逃げ馬殺し”のペース…
レース後の武豊騎手のコメントは次の通りでした!
「スローに落とした分、2番手の馬に早めに来られてしまった」
──いや、それは当然の話でしょ(汗)。
逃げ馬が勝つために必要なのは「脚を使わせる流れ」であって、自ら相手を楽にさせるペースではありません。
武豊騎手ほどの経験値を持つジョッキーが、なぜあの流れを選んだのか?
おそらく「G1で逃げる以上、折り合いとリズムを重視したい」という意識があったのでしょう。ですが、これはその判断が完全に裏目に出た一戦になりました。
実は同じ違和感を、自分はドバイターフの時にも覚えました。
あの時も、メイショウタバルは豊の手綱で“折り合い重視”のドスロー逃げ。結局、切れ味のある海外馬たちに目標にされ、直線で差し切られました。
初騎乗で、しかも海外遠征。折り合いをテーマにした騎乗だったことを考えれば、あれはまだまだ理解できました…。
しかし今回は違います。
すでに一度、平均ペースで結果を出した後でしたし、同じ轍を踏む理由が、どうしても見つかりません。
すでに一度、平均ペースで結果を出した後でしたし、同じ轍を踏む理由が、どうしても見つかりません。
天皇賞・秋の東京2000mは、「緩急のついた流れ」で勝てる馬と、「持続戦で真価を発揮する馬」がはっきり分かれます。
そしてメイショウタバルは、明らかに後者!
逃げ馬がスローで勝つなら、よほど後続の脚が鈍る馬場条件が必要ですが、この日の高速馬場ではそれが絶対に起きない事は一目瞭然。
逃げ馬がスローで勝つなら、よほど後続の脚が鈍る馬場条件が必要ですが、この日の高速馬場ではそれが絶対に起きない事は一目瞭然。
にもかかわらず、あのペースで行ってしまった結果6着──数字だけ見れば健闘ですが、内容は「勝てたレースを自ら捨てた」に等しいと言えるでしょう。
もちろん、武豊騎手の手綱には誰も逆らえませんが、彼の“名手としての理性”が、ときに勝負師としての本能を鈍らせているようにも見えて仕方ありません。
現場にいると、名騎手ほど「崩れた形を嫌う」。だからこそペースを締めに行けず、レースを“整えに行く”その結果、自分の馬の武器を封じることがある。今回はまさにそれでした。
宝塚記念のあの勝ち方を見て、多くのファンが「この馬は強い」と確信したはずですが、天皇賞秋のメイショウタバルには、その強さが微塵も出てませんでした。
武豊が作った62秒のスローは、逃げ馬を沈めるためのペースになってしまいました。
名手ゆえの誤算。しかし、名手だからこそ、次は修正してほしい…。あの馬は、もっと速いラップを踏んでこそ光る!
それを一番知っているのは、ほかならぬ武豊騎手本人のはずですからね。
この続き: 384文字
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