そんな中、5年以上の歳月をかけてAIと距離を置き作り上げたのが「近走パフォーマンス指数(通称:近パ指数」です。今は好走率の高い近パ1、2位、能力とオッズのバランスがいびつと判定される近パ妙味馬(最大4頭)を示すことにしています。ポイントになるのは「近パ妙味馬」の方で、得意カテゴリーは「重賞」と「ダート2勝クラス」。昨年秋からは16週連続で妙味馬馬券内、今年もマーメイドS以降、13週連続馬券内の記録を更新していました。
じゃあ、どう買えば良いのか。最もシンプルなのは「単勝」。調べて見ると、今年の全重賞95レースの近パ妙味馬の単勝ベタ買いの回収率は121%ありました。大きいところでは弥生賞のコスモキュランダ、フェブラリーSのペプチドナイル、葵Sのピューロマジック、新潟記念のシンリョクカ、札幌記念のノースブリッジ、スプリンターズSのルガル。京都大賞典のシュヴァリエローズ、そして、昨日のアルゼンチン共和国杯のハヤヤッコなどです。
一方、「単勝多点買い」はシンプルで分かりやすい反面、脳汁が出にくい、つまり爆発力が乏しいともいえます。おそらく資料や予想を購入する方にとって欲しいのは「万馬券」などの高配当であり、単勝30倍よりも、その先の馬連や3連複、3連単の破壊力、そこを期待していると思います。では、この妙味馬たちをどう活用すれば、大きな馬券に繋げることができるのか。