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開発日誌 - 手数料についての現状の検討と今後の予定 11 その他

手数料についてのご質問(なぜ安いか、今後上がるのではないか等)複数頂きましたので、こちらで開発としての考えを説明させて頂きます!

開発ポリシー

上記開発経緯記事で書きました通り、本サービスは有料記事販売者の視点に立ったサービス開発を目的として立ち上げており、低手数料の実現と欲しい機能の実装を目指しています。

ご質問①:低手数料の値付け考え方と現状

手数料の値付け考え方

noteなどの手数料高すぎる!からスタートしてるので、低手数料実現には強い思いがあります(笑)
記事売り始めたころは、例えば1万円の売上だとすると、5%も15%も25%も1000円程度の差しかなくさほど気にならないのですが、50万、100万と徐々に売上が多くなると10%,、20%は5万~10万の差となり手数料の高さを強く感じられるようになります。特にサービスが良くなったわけでもないのにとられるなーと感じます、そういった契約なので仕方なことですが、、、
ただやはりそこそこの金額になるので、記事販売する身としては可能な限り安いに越したことはない。また、noteのメリットである集客力も、売上が上がるようになると固定客がついたり、自分のSNSなどで十分な集客力を持つようになるのでだんだん薄れてきます。
一方で、noteは既に従業員も多く抱えており、人件費がかなりかかっているように見受けられます。noteはCEOの出自が雑誌編集者ということもあり、編集者をnote内抱えており、全て自分でできる編集者いらずのクリエイターはその方々の人件費を賄うためにも割りを食っている可能性もあります。
また多くの大企業を株主(電通デジタル、TBS、日経新聞、UUUM、テレ東等)として抱える中で手数料による収益第一であるのは仕方なく、今後の値下げは万に一つも可能性がなさそうです。
そこで本サービスを立ち上げるに至るわけですが、数字のインパクトも考えて10%を大幅に切って、切りのいい5%を有料記事手数料として設定しております。

手数料収益の現状

ただ赤字で運営し続けることはできないので、将来的に安定したサービス運用を続けるだけの十分な収益が上がるか様子見しているのが現状です。定期購読マガジンはオペレーションコストや保守対応などで工数等がかかるため、15%でスタートしています(現状はキャンペーンのため10%にしています)。
簡単に単月黒字化ラインとしては、決済手数料3.6%、サーバー代10万~(現状、トラフィックが少ないため、他サービスと共用)、人件費40万~(現状、専任エンジニア不在)、+αで弁護士等への相談費用をカバーできればいいなと考えているので、有料記事手数料5%のみですと月間取引高3000万超、定期購読マガジンだけだと500万ぐらいと考えています。現状まだまだというところですが、BOOKERSも徐々に認知されるようになり、順調に取引高が増えてきているので、現状赤字ですがこのまま様子見をしていく所存です。数ヶ月後ぐらいには単月黒字化ライン行けるとうれしいと考えています!このサービスの根幹である低手数料を続けていきたいので是非ご利用・周りへのご紹介いただけると幸いです!

ご質問②:手数料の今後

前述の通り低手数料には強い思いがあるので、単月黒字化できていれば現状の手数料のまま続ける想定です。また、十分な収益があれば値下げして本サービスを利用いただいている販売者の皆様に還元していきたいと考えてます。特にまずは定期購読マガジンの手数料は下げていきたいと考えています。
今後の懸念点としては計画的な詐欺行為・マネーロンダリング等による返金対応リスクです。どんなサービスにおいても決済が絡みますと利用者拡大に伴い発生する可能性があります。基本的には詐欺などの不法行為が確認された場合、入金前であれば販売者の売上から強制的に返金する等の対応が決済代行会社の規定によりされることになりますが、これを回避された場合、弊サービスが返金額を補填しなければならなくなります。決済手数料を抜くと5% - 3.6%=1.4%の手数料しか頂いていない中で、記事料金100%を弊サービスで補填しなければならない事象が発生するのはサービスとしてかなり負担が大きいのはご想像いただけるかと思います。
但し、利用している決済代行会社の指示のもと本人確認を厳格化(売上出金のために販売者には免許証などで本人確認を強制する)することで一定このリスクは抑えております。
かなり収益性の厳しい状況でサービスを運営しておりますが、低手数料も含め、ユーザの皆様に使いやすいサービスを目指しておりますので、ぜひ皆様に使っていただければ幸いです。また紹介等もいただけると非常にありがたく思っております。
よろしくお願いいたします!