
快猫物語 3 魔法学校の猫教授
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名門魔法学校で「古代魔法語」を教えるのは、一匹の黒猫、ミッドナイト教授。派手な魔法が苦手な劣等生の少年・レオは、教授の不可解な授業に戸惑うばかりだった。しかしある日の「テスト」を通じて、レオは言葉に頼らない魔法の真髄と、自分の隠れた才能に気づいていく。
午後の日差しが、古びた講義室の床に長い影を落としていた。窓の外からは、飛行訓練に励む生徒たちの歓声と、時折爆発音が聞こえてくる。けれど、この「第3講義室」だけは、埃が舞うのが見えるほどの静寂に包まれていた。
「……ええと、つまり、その呪文の語源は……」
レオは、目の前の教卓に鎮座する「教授」の顔色を窺いながら、しどろもどろに答えを探した。
教卓の上で香箱座りをしているのは、艶やかな漆黒の毛並みを持つ一匹の猫――ミッドナイト教授である。琥珀色の瞳は、レオをじっと見つめたまま瞬きひとつしない。
教卓の上で香箱座りをしているのは、艶やかな漆黒の毛並みを持つ一匹の猫――ミッドナイト教授である。琥珀色の瞳は、レオをじっと見つめたまま瞬きひとつしない。
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