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【特別協賛】第104回 凱旋門賞(GI)

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2025/10/5 21:37

【特別協賛】第104回 凱旋門賞(GI)

ダービージャパン 公式LINE
※LINE友だち限定の配信もございますので追加ください。



競馬業界でアドバイザー業、マネージメント業で活躍する競馬情報ブローカー・K氏が協賛により、凱旋門賞の記事を執筆してくれることになりましたので、ご参考ください。

【プロフィール】愛称:金助。 競走馬の仲介、競馬情報ブローカー。出身地:北海道。競馬歴30年以上。学生の頃から競馬にはまり、大学進学のタイミングで上京。大手通信会社のシステム営業に励み貯めたお金で海外の競馬観戦旅行に熱中。周囲には家業でサラブレッドの生産牧場を営む友人がおり、競馬関係者の知り合いは多い。保険業の経験もあり、その頃の顧客であった経営者が馬主になっている。馬主のマネージャー(馬係)、牧場との仲介人のような役割が本業。競馬業界での人脈を広げたことで、関係者からの情報を入手できる独自の立場を確立。いまは「競馬業界が抱える断続的な課題解決」という形で社会貢献をしていく。牧場が生産した馬を購入してくれる新たな馬主の招聘。生産馬の供給先拡大をテーマに、「馬主になりたい」「競走馬に出資したい」という方を増やすことが人生のミッション。一般の競馬ファンよりも、競馬関係者との距離が近い分、馬券に繋がる有益な情報を入手できることが強み。
まずは結論から。

ロンシャン5R 第104回 凱旋門賞(GI)

芝2400m 右回り
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◎10 アヴァンチュール
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〇4 ソジー
▲17 ミニーホーク
注13 クアリフィカー
△18 ゲゾラ
△9 カルパナ
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△5 ロスアンゼルス
△11 ダリズ
△12 ルファール
△6 ビザンチンドリーム
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クロワデュノールは応援の意味も込めて馬券対象に入れたかったが、外枠からのレースとなり、厳しいことが想定されるため馬券は対象外とする。
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■馬連
軸馬 10
相手 4・17・13・18・9
計5点

□3連複フォーメーション
1頭目 10
2頭目 4・17
3頭目 4・17・13・18・9・5・11・12・6
計15点

■3連単フォーメーション
1着 10
2着 4・17
3着 4・17・13・18・9・5・11・12・6
15点
※◎アヴァンチュールが▲ミニーホークに負けるパターンだけおさえておく。
1着 17
2着 10
3着 4・13・18・9・5・11・12・6
8点
計23点

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いつものスタンスの通り、≪6頭の馬連ボックス≫も欠かせない。
◎10 アヴァンチュール
〇4 ソジー
▲17 ミニーホーク
注13 クアリフィカー
△18 ゲゾラ
△9 カルパナ

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凱旋門賞の視点


今年の凱旋門賞は現地で観戦の予定は組めなかったが、レースが近づくにつれて、現地に行きたいという思いに駆られる。
[混戦模様]という声が多いようだが、果たしてそうだろうか。
日本国内に関しては、ダービー馬クロワデュノールを含む3頭が挑戦。その3頭がいずれも前哨戦を勝ったことで、期待を膨らませるために、“欧州馬のレベルがそこまで高くない”という印象をもたせる報道に終始しているように映るが、そんなことはなさそうだ。
「ダービー馬はダービー馬から」という格言があるように、
凱旋門賞もまた、“凱旋門賞馬”から輩出されるのではないだろうか。

凱旋門賞を勝つに相応しい血統。


それが欧州では刻まれ続けている。
幾重にも重なる“凱旋門賞血統”という牙城を、日本馬が崩すことはとても難しい。
「馬が強い」だけでは簡単には勝ちきれない。
エルコンドルパサー
ディープインパクト
ナカヤマフェスタ
オルフェーヴル
たしかに、「凱旋門賞」の扉に手が届きそうだった馬はいるが、改めて振り返れば、そこに【勝ち筋】は用意されていなかった。
日本馬が辿ってきた道の先に、凱旋門はなかったという印象が強い。
ヴィクトワールピサ、キズナは善戦した。それでも高い壁に跳ね返された。
現地で見てきたからこそ、凱旋門賞を勝つことがいかに難しいのかを目の当たりにした。
絶望させられた。
それでも日本の関係者は挑戦し続ける。いつか手が届く。その日を夢見て。
その瞬間が訪れてほしいが、結論からいえば、今年もまだ“難しい”という印象が強い。
馬券については、冷静に迫っていきたい。
クロワデュノールに!ビザンチンドリームに!アロヒアリイに!
凱旋門賞を勝ってほしい!!という応援の気持ちはもちろんある。
あのオルフェーヴルで届かなかった壁。そこを・・・破っていける可能性を感じる馬には、実はまだ会えていない。
2013年の凱旋門賞。
現地でも“オルフェーヴル”は一目置かれる存在であった。
欧州の関係者も、オルフェーヴルが凱旋門賞を勝つという風潮であった。それでも叶わなかった。
前年は、圧倒的な抜け出し方をしながら最後は内にささり、失速し2着。
あの加速は、凱旋門賞を勝つ馬に相応しいものだった。
誰もが信じてやまなかった2013年。
オルフェーヴルのリベンジ。
キズナとオルフェーヴルの2頭が有力馬として挑んだが、そこには欧州競馬の意地が立ちはだかった。
オルフェーヴルが仕掛けていくものの、差が縮まらない。
とてつもない強さを発揮したのが牝馬のトレヴであった。
父はMotivator。
凱旋門賞は勝っていないが、エプソムダービーを制している。
そのMotivatorの父は、凱旋門賞馬Montjeu。
1999年に凱旋門賞を勝って、同年にジャパンカップに遠征してきた。
日本の総大将・スペシャルウィークがMontjeuをおさえて勝利した1999年のジャパンカップは語り継がれている。

【Sadler's Wells】の包囲網

そのMontjeuの父にあたる馬が[Sadler's Wells]だ。
[Sadler's Wells]は、日本競馬いうところのサンデーサイレンスのような存在。
実績は、サンデーサイレンスが並べる存在でもない。
いわば、【Sadler's Wells】の血に対して、日本馬が欧州で勝つことが難しい。
2013年、2014年に凱旋門賞を連覇した牝馬トレヴ。三連覇は叶わなかったが、三連覇にチャレンジした馬が近年は他にもいる。
それが、「エネイブル」だ。
2017年、2018年と連覇。そして2019年に三連覇をかけて挑んだが、ヴァルトガイストに敗れての2着となった。
エネイブルの父は、[Nathaniel]。
この[Nathaniel]の父が、サドラーズウェルズ系の最高峰種牡馬といわれている[Galileo(ガリレオ)]。
エネイブルの三連覇の前に立ちはだかったヴァルトガイストが、[Galileo(ガリレオ)産駒]であった。
日本で凱旋門賞の馬券販売が開始されたのは2016年。
ダービー馬マカヒキが挑戦した。
JRAに移籍したばかりのクリストフ(C.ルメール騎手)の手綱で、ニエユ賞1着から挑戦したが14着。
2016年の凱旋門賞は
1着ファウンド
2着ハイランドリール
3着オーダーオブセントジョージ
この3頭で決着したが、いずれも[Galileo(ガリレオ)産駒]であり、ともにA.オブライエン厩舎の管理馬であった。

ガリレオ産駒のワンツースリーフィニッシュ。

[Galileo(ガリレオ)]の血に、日本のスターホースの勝ち筋は塞がれていたのだ。

[Galileo]の血を紡ぐ後継種牡馬としては、フランケルが日本では有名だが、日本の馬場には、[Galileoの血]はマッチしていない。
そのため、日本の競馬に[Galileo]が合わないように、日本の馬も欧州にはなかなかフィットしない。
「日本の馬」というのは、[米国の馬]というべきだろう。
地盤が硬いアメリカの土(アメリカのダート)に適性の高い馬が、地盤の堅い日本の芝には適性が合致する。
日本のダートと、米国のダートは性質が違う。そのため、米国のダート血統馬が日本の芝で活躍するケースが多い。そこを社台グループは狙っているため、米国産馬の輸入頻度が増えている。
欧州は、芝が主流。そして人工的に作ったコースではなく、森を開拓して競馬場を作っているケースが多いため、地盤は硬くない。
そのため、雨が少しでも降れば、日本の重馬場とは性質の異なる馬場コンディションができあがる。
ここに、米国血統馬が“合わない”のだ。
日本の馬が強いのは、「アメリカから強い馬を買っているから、強くなるのは当たり前」ということを社台の吉田照哉さんは笑いながら口にしていたが、それが本音であろう。

凱旋門賞の過去の話をすれば、話が尽きないため、今年の出走メンバーに目を向ける。
“ガリレオ”の牙城ではないが、“ガリレオの牙城そのもの”といっても過言ではない迎えられ方をしている。
ガリレオは、
父サドラーズウェルズ
母アーバンシー
この配合で誕生した馬だが、
母アーバンシーに、ケープクロスを配合して誕生した凱旋門賞馬がいる。
その名は、シーザスターズ。
2009年の凱旋門賞を勝った[Sea The Stars(シーザスターズ)]はガリレオの半弟にあたる。
ガリレオとシーザスターズの母にあたるアーバンシーは1993年に凱旋門賞を勝った馬で、
母仔制覇を成し遂げたのが、シーザスターズ。
種牡馬としての存在感はガリレオの方が上かもしれないが、2021年産の2頭が今年の凱旋門賞の有力馬だ。
◎アヴァンチュール(牝4)は昨年の凱旋門賞2着。
そして、4着であった〇ソジー(牡4)。
〇ソジーは昨年の凱旋門賞で1番人気に支持されていた馬。
鞍上は、M.ギュイヨンであったが、今年はS.パスキエが跨る。
◎アヴァンチュールは、昨年はS.パスキエが跨っていたが、今年はM.ギュイヨンが手綱をとる。
昨年と鞍上が入れ替わるような形になったが、今年の前哨戦はどちらもM.ギュイヨンが跨り、継続で乗るのが◎アヴァンチュール。
この2頭は、ヴェルテメール兄弟(ハイブランド/シャネルのオーナー)の所有する馬で同じ馬主。
厩舎は違うが、ヴェルテメール兄弟の主戦騎手を務めるのが、M.ギュイヨンであり、そのM.ギュイヨンは、〇ソジーではなく、◎アヴァンチュールのため、甲乙つけがたいが、◎アヴァンチュールを本命とした。
もっといえば、M.ギュイヨンはソジーを管理するA.ファーブル厩舎の見習い騎手としてデビューしている。
そのA.ファーブル厩舎のソジーではなく、C.フェルラン厩舎の◎アヴァンチュールに乗るのは、「勝てる可能性が高い馬に乗れ!」ということ。
◎アヴァンチュールにもし立ちはだかる存在がいるとすれば、
英オークス、愛オークス、ヨークシャーオークス。
オークス三冠で連勝中の3歳牝馬▲ミニーホークだろう。
ミニーホークは、R.ムーアが主戦を務めてきたが、大腿骨の疲労骨折による今秋は騎乗できず。そのため、C.スミヨンが初めて跨る。フランスでの実績があるため鞍上の不安はないが、ミニーホーク自身、ロンシャンの経験がないため、コース適性については走ってみないとわからない。
その未知なところが魅力であるが、まったく合わなければ、凡走もありうる。
初めて牡馬と対戦するということもあり、本命にはしにくい。

そして、最後に付け加えておきたいのは、欧州の競馬関係者は、出走させるレースで「すべてを勝ちにいく」ということはほとんどない。
目標とするレースを決めて、そこを獲るための調整を行う。
前哨戦で消耗しきることもないように、狙ったところを仕留めるという調整力が際立つ。
特に【凱旋門賞を勝つため】に専念してきたといえるのが、◎アヴァンチュールのレースの使い方からみてとれる。
欧州のハイレベルなGIレースには出掛けていない。
昨年の凱旋門賞2着馬が、GIII、GIIでもフランスのレースに出続けてきた。消耗をおさえながら、調子を落とさないように良い塩梅で過ごしてきたということだ。
ローテーションは明らかに、【凱旋門賞を獲ることに集中】している。
ソジーはデビュー戦からM.ギュイヨンが跨り続けてきた。一度も手綱は離さなかった。それが、今年の凱旋門賞のタイミングで、初めて他の騎手が跨ることになる。
手綱を取り続けてきたソジーを手放してでも、M.ギュイヨンは今回◎アヴァンチュールに乗る。
意地でも「凱旋門賞を勝ちたい!」という気持ちが伝わってくる。
両馬の背中を知るM.ギュイヨンの判断を信じたい。
父の母 アーバンシー
父   シーザスターズ

そして・・・
三世代にわたる凱旋門賞制覇の瞬間が訪れることになるのか。

それでは、凱旋門賞を楽しみましょう!

応援メッセージ

最後まで御高覧ありがとうございました。
凱旋門賞の記事はお楽しみいただけましたでしょうか。

ぜひ、執筆者である金助氏へ、感想メッセージをLINEまでお送りください!
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