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Mahmoudの競馬エッセイ vol.017 「2023ケンタッキーダービー」

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Mahmoud
2023/5/6 14:23
Equibaseのサイトで大多数のレースにおける各々のラップタイム、平均ストライド長、平均ピッチが見られるのですが、ラップタイムの正確性はさておき、平均ピッチの値が雑というのがあまりよろしくないです。値そのものの正確性に欠けている他、完歩数/秒で表示されている回転数の値が小数点第2位まで。これだとどの区間でピークを迎えたか、あるいはピッチがイレギュラーとなった区間がどこなのか等、ぼやけてしまいます。値が示す意味をサイト側では掴めていないのかもしれません。というわけで今年のケンタッキーダービー出走馬の前走のピッチデータを前半2F、後半2Fのみですが私の方で計測してみました。数頭後半2Fの値が欠損していますが、枠番順に並べた表をご覧ください。
前走でガリガリとスタートダッシュさせた馬はあまりいなかったとはいえ、テンの0.5Fにおける完歩ピッチの値はデルマソトガケがダントツの高回転ピッチとなっており、ハナ争いの主役となるかもしれません。先行した馬は前半2Fと後半2Fとの完歩ピッチの差が大きくて当たり前であり、差してきた馬はその差が小さくなります。ダート戦なので瞬発力を生かして差すというのはなかなか見られませんが、0.5F毎の僅かな完歩ピッチの値の推移で力強い末脚を使ったのか否か、イメージできるところがあります。このメンバーの中で唯一完歩ピッチのピークがL10.5F区間となったのがForte。末脚の質としては抜けた存在と思われます。最も瞬発力っぽい馬はMage。しぶとく脚を使っていたのがVerifying。以前のコンテンツで取り上げたマンダリンヒーローはストレッチランナーらしい値であり、このメンバーの中でも末脚は間違いなく上位の存在です。この前走の完歩ピッチ以外のデータとなるラップタイム、平均ストライド長もまとめて見ました。ご覧ください。

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