基本縦軸のレンジは2mで収まるのですが、アーバンシックはもっと広げないと収まりませんでした。データを採っていた際、完歩数を数え間違ったと思って数え直したのですが、何度やっても同じ。スタートダッシュ時のアーバンシックはそれなりに脚を回転させているのに地面を強く蹴れていません。レガレイラの前半200mとラスト200mでの平均ストライド長の差は1.69mと大きい方の部類に入るもののアーバンシックは2.33mともっと差が開いています。そしてラスト200mは堂々の8mオーバー。8mオーバーのストライドを誇る馬がゼロ発進ゆえストライドが狭くなる前半200mといえども、6mを切る値になるというのは記憶がないくらい。実に珍しい走りの内容でした。初めてのレースで序盤はワケがわからないまま走っていたのかもしれません。次はともに東京競馬場でのレースとなった2戦目を同じように比較してみましょう。