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出走馬の指数に対し、展開に応じてより力を発揮できる馬を探していく競馬予想。従来の「展開予想」をより論理的に解説するような記事を目指していきます。

目次
今回は菊花賞の展望及び予想記事となります。ご覧頂いた皆さんに対し、少しでも予想の参考となれば幸いです。
記事をご覧頂くにあたって、ひとつ前提条件として覚えて頂きたい点があります。今回の記事では、各馬見解にて血統を分析するにあたって、ミオスタチン遺伝子型の話を多用します。「ミオスタチン遺伝子型」とは、ざっくり言うと「遺伝子レベルの距離適性」です。全てのサラブレッドにおいて、ミオスタチン遺伝子型は「CC」「CT」「TT」の3種類に分けられます。CCは短距離、TTは長距離、CTはその中間に適性を持つ傾向が科学的に明らかになっています。染色体は父と母よりそれぞれ1本ずつ引き継ぐため、「CC型の父×TT型の母の配合」であれば、子は100%CT型になります。「CT型の父×CT型の母の配合」であれば、子はCC・CT・TTいずれの型も発現する可能性があるという事です。長距離戦においては「ミオスタチン遺伝子がTT型の馬」は適性面で相対的に有利となります。
何が言いたいかと言うと「遺伝子レベルのステイヤーを探しましょう」という話です。以下は参考元。春天なんかでも使うので是非覚えて頂ければと思います。

展望

逃げ想定は出遅れない限り九分九厘メイショウタバルなので、その逃げの強度について述べるのが無難です。毎日杯ではそこまで追走ペースを引き上げていませんが、続く皐月賞では制御できずに1000m通過57.5秒の大暴走。そこで(不本意ながらも)鍛えられた分、神戸新聞杯では毎日杯より強度を上げた逃げで勝利しています。神戸新聞杯程度の逃げを基準とするのであれば、2021年のタイトルホルダーより6〜7馬身前後前で走るような計算です。
こう聞くと速いと思われますが、タイトルホルダーは前半1000m60.0秒に対し、中盤2000mを65.4秒にガツンと落とす逃げを打っています。メイショウタバルは単にその中盤を1〜1.3秒早く走っているようなものなので、流れてこそいますがそこまで極端に速いという訳ではありません。恐らくメイショウタバルにはノーマークでしょうから、2021年のように中盤が極端に緩いペースとなる可能性は大いに考えられます。メイショウタバルはピッチレンジが速い側の馬なので、スタート自体はすぐ取れますし位置取りも安定しますが、菊花賞のコースはスタートしてすぐコーナーの分、前半1000mからスローというのは考えにくいです。
秋華賞と同程度の馬場であれば、メイショウタバルの神戸新聞杯の指数を菊花賞に換算すると3:03.2程度になります。1000m単位で59.7-63.7-59.8程度のペース配分。これに対し後続はマトモに追走すればそれなりには苦しい形になるかなと。後続は恐らく離して逃がすような形となると思いますが、長距離戦においては「どこまでリードを許すか」より「どこまでリードを維持するか」の方が重要です。例えば、1000m地点で6馬身程度のリードがあり、それを2000m地点まで維持するのであれば、中盤1000mの追走負荷は逃げ馬のペースに依存しています。
メイショウタバルが離して逃げるにしても、後続は一定間隔を保った追走をするのか、逃げ馬がより離していくのかによって後続馬に求められる質が異なってきます。長距離戦において、基本的には中盤の1000mは必ず緩みます。位置取りに使った脚をリカバリーして、末脚を繰り出す余力を生み出すためです。まして逃げ馬は恐らくノーマークのメイショウタバル、間違い無く中盤は緩みますし、程度も非常に大きい可能性があります。
リードを維持するのであれば、1000mの助走距離を起点として、2000m全体で先着すれば良いだけなので、スピードよりスタミナが求められます。リードをさらに許すのであれば、より後続が楽をできる展開となり、スタミナより後半1000mのスピードが求められます。メイショウタバルが中盤でガッツリと緩めた場合は、リードを保っていても後半のスピードが求められます。個人的には、メイショウタバルが中盤にペースを極端に落とすレースはしないと思っています。これは浜中騎手の乗り方によるもので、皐月賞や神戸新聞杯の1〜2コーナーで既にリードがある状態にも関わらず、一切ペースを緩めませんでしたから。なお、メイショウタバルがペースを緩めずリードを広げた場合は、スピードよりスタミナが求められます。
まとめると、今年の菊花賞においては、1000m〜2000mの区間で
1.メイショウタバルのリードを保つ→求められる能力:スピード<スタミナ
2.メイショウタバルがリードを広げる→求められる能力:スピード>スタミナ
の2通りの展開が考えられます。どちらかといえば前者の方があり得る展開です。2番手の先行想定となるのはアレグロブリランテ、エコロヴァルツ、ダノンデサイル、ノーブルスカイ、ピースワンデュック、へデントールの6頭。騎手はそれぞれ(敬称略で)横山和生、岩田康誠、横山典弘、池添謙一、柴田善臣、戸崎圭太になります。内4人が3000m超のG1を勝利しており、他2人もG1を複数勝しているようなジョッキーです。逃げ切りを二度も許しているメイショウタバルに対して、自身のペースを落としてリードを広げさせるような展開は望んでいないはず。自滅するのが分かっているペースと判断されない限りは遠い位置でも鈴は付けてレースをさせると思います。
勿論スピードも考慮しますが、今年の菊花賞においては「前半1000mで定めた位置取りから2000m戦を行う」というイメージで予想を組み立てて行こうと思います。勿論先に述べたスピード面が求められる展開も考え得るため、各馬の見解ではその辺りも踏まえて書いていければと思います。
また、2000m戦と3000m戦では0.45秒、2400m戦とでは0.25秒ほど1Fごとの平均ラップが異なってきます。コスモキュランダの皐月賞においては1F平均11.71秒となりますが、菊花賞であれば同指数で1F平均12.16秒となります。この辺りであれば走りやすいという馬も居ると思いますし、そこも踏まえて述べていければ。一応全馬に対して想定適性距離も記載しておきます。

各馬見解

●アスクカムオンモア

指数:-
追走:-
末脚:-
適性:1600m〜2000m
評価:-
能力はクラス相応です。セントライト記念で完全に力負けしており、評価する所が見当たらないと思います。血統的にもCC型である可能性もあるため、物凄く楽に運んでトップスピード勝負という展開であればハマりそうですが、G1どころか条件戦でもそう無い展開。一応1勝クラスで逃げに近い先行をしているので、展開的にはペースコントロールができる立場かもしれません。

●アドマイヤテラ

指数:C(OP級)
追走:-
末脚:B
適性:2200m〜2600m
評価:C
長距離適性は高そうな1頭で、前走の後半5Fは優秀です。これはハンデ戦で出したというのも評価でき、3着ウインオーディンが昨年の阿賀野川特別と同程度に走ったとするならば、同レースで勝ったリビアングラス(菊花賞4着)以上には信頼して良さそうでもあります。直線で詰まった阿寒湖特別はさておき、京都新聞杯や若葉Sは10Fのスピード差が出た可能性はあります。追走は楽になりますが、メンバーレベルが格段に上がる点は懸念点。減速に耐えるようなレース経験は無い以上、立ち回りを活かしてどこまで。1勝クラスの数字が良く能力はOP級です。武豊騎手の手腕に期待。

●アレグロブリランテ

指数:-
追走:B
末脚:-
適性:1600m〜2000m
評価:-
皐月賞で追走レンジを引き上げていますが、1勝クラスとスプリングSは展開利があってのもの。そもそもこの血統ならCT型ですし、適性距離も3000mよりは遥かに短いと思います。ラジオNIKKEI賞も見せ場無く負けていますから、正直どう切り取っても菊花賞では好走が難しいと思います。他馬が大きなパフォーマンスダウンして初めて掲示板という印象。

●アーバンシック

指数:A(G1級)
追走:-
末脚:A+
適性:1800m〜2200m
評価:B
直線性能が抜群に高い馬で、末脚のレベルはメンバー中でもトップクラス。前走のセントライト記念では内でじっと我慢し直線で爆発的な末脚を発揮。皐月賞4着時より指数は低いですが、ルメール騎手の手綱捌きが光り効率の良いスパートができたと思います。秋華賞のチェルヴィニアもそうですが、こういう馬に乗せた際のルメール騎手の手綱捌きは天下一品ですね。継続騎乗も心強いです。
なんだかんだダノンデサイルを鬼マークしそうで、後ろを取り切った後に折り合いを取るという戦術を取りそうです。コントレイルに対してのアリストテレスのやり方ですが、明確に力差のあるこの2頭と違い、アーバンシックとダノンデサイルの力関係は五分かやや劣る程度。肉薄した2020年と違い普通に逆転しそうではあります。有力馬に騎乗しているのはありますが、近年の長距離G1においては抜群の成績を残しており、全幅の信頼を置いて良い気もします。
とはいえ、コーナリング性能が壊滅的な馬で、コーナーで動くようなレースとなれば余力の消耗度合いが激しいと推察しています。指数的にも近いのはソールオリエンス。また、レガレイラとは同血の配合となりますが、こちらはやや適正距離が短めに出ている印象です。ロングスプリント戦には強いと踏んでいましたが、日本ダービーでは1秒以上千切られる結果に。単なる後半のスピード不足であれば皐月賞で4着に入っていませんし、個人的にこの敗戦は距離適性にあるのではないかと見ています。ルメール騎手が長距離戦にどうアジャストするか、という点が鍵になるでしょう。まあ能力的には他を引き離していますし、特段大きくマイナスする要素ではありませんが。

●ウエストナウ

指数:C(OP級)
追走:-
末脚:-
適性:1800m〜2200m
評価:C
デビューからの2戦が素質を感じる内容で、どう見てもCT型の馬ではあるのですが、キャリアを積めば結構な器になるんじゃないかと期待しています。恐らく10Fに適性がある馬なのでまず好走は難しいと思います。他馬のパフォーマンスダウンがあっても来れるかどうか。まだ経験値も指数も足りないです。

●エコロヴァルツ

指数:B+(重賞級・上位)
追走:-
末脚:C
適性:1600m〜2200m
評価:C
朝日杯2着で、それ以降のレースも決定的な差こそ付けられていますが大きくは負けていません。菊花賞でも上位レベルの指数は有しています。全兄ウォータースペースがダートの1400mで2勝している点からも、本馬はCT型の距離適性に感じ、菊花賞は流石に距離が長いという見立て。能力的にはトーセンラーとよく似ていて、まあトーセンラー自体はTT型の可能性があるものの、末脚自体はそれなりに強力なものを有している以上は、一発に賭けた競馬でどこまで着順を上げられるか、という所でしょう。前でペースコントロールするか、決め打ちするかです。展開的には要注目。

●コスモキュランダ

指数:A+(G1級・上位)
追走:B
末脚:B
適性:1800m〜2200m
評価:B
断続的に高スピードを維持する力が秀でており、ラスト3F単位のトップスピードこそありませんが、追走力や後半5Fの末脚は安定して高いレベルにあり、総合力が高いと感じる1頭です。父のアルアインともよく似ています。前走のセントライト記念は、いち早く仕掛けた分最後はアーバンシックに捕まりましたが、力関係的には五分だと見ています。当然ダノンデサイルとも双肩。
出の脚が速くないので序盤は後方の位置取りになりますが、後半5Fの走破能力を活かした捲り戦法で弥生賞から安定した成績を叩き出しています。ミルコ・デムーロ騎手もストロングポイントをしっかりと発揮させるような騎乗を心掛けているように感じますし、継続騎乗が非常に心強いです。下りの区間が入る以上はあまりそこでスピードを乗せたくはないですが、京都外回りコースは中山内回りコースより緩やかになる分動きやすいのは利点。燃費自体は良いと思いますし、仕掛けのタイミング次第で勝利も見えてくると思います。
懸念点は距離適性。既にポストしている通り、私はこの馬をマイラーなんじゃないかと思っています。母の適性が読めない以上、血統的にはミオスタチン遺伝子型TTのステイヤーが生まれなくもないんですが、スピードレンジで皐月賞を好走したステイヤーを見た事がありません。相当遡ってナリタブライアンぐらいなモノ。まして高指数のレコード決着ですし、本質が1600m〜2200mにある気がしてなりません。それでも指数は最上位ですので、普通に力で押し切ってしまっても。

●シュバルツクーゲル

指数:C(OP級)
追走:-
末脚:-
適性:1800m〜2200m
評価:C
脚は速くないので距離延長自体は良いと思いますが、特段長距離適性は感じないなという1頭。半兄ゼーゲンが恐らくTT型ステイヤーだったのを鑑みれば、CT型の父キズナとの配合でステイヤーが生まれる可能性はあると思いますが、長距離適性が高いかと言われるとやや疑問です。CT型で消耗戦に強いシンエンペラーなんかと近いタイプなんじゃないでしょうか。好走は他馬のパフォーマンスダウン待ちですね。

●ショウナンラプンタ

指数:C+(OP級・上位)
追走:-
末脚:B
適性:1800m〜2400m
評価:C
恐らく2400mに完全適性がある馬で、末脚の強度もそれなりに高いです。5Fよりは3Fで速い脚を使うタイプで、シュトラウスが9Fらしいラップで逃げた東スポ杯の上がり最速を見ても、本質的には中距離馬なんだろうなとは感じます。恐らく母フリアアステカはCC型で、CT型の父キズナとの配合ではCCもしくはCTが生まれる計算。若干の融通こそ効きそうですが、延長でメイショウタバルとの決定的な差が逆転するとは思いませんし、パフォーマンスも下がると思います。指数自体はそこそこなので、有力馬のパフォーマンスダウンがあって初めて、という所です。

●ダノンデサイル

指数:A+(G1級・上位)
追走:-
末脚:S
適性:1800m〜2400m
評価:A
ダービーは4番手から楽に抜け出し、現3歳馬では秋華賞を含めてもトップの指数を持つジャスティンミラノを軽々と千切り捨てました。後半1000mもメンバー中で最速タイムを叩き出し、文字通り力で勝った内容。後半のロングスプリント能力はメンバー中随一で、現役でもドウデュースやジャスティンパレスに並ぶようなレベルと推察しています。ペースは違いますが、ダービーのパフォーマンス内容はコントレイルに近く、持っている数字以上のポテンシャルを感じる1頭です。
気になるのは、スパート時のピッチレベルが速い点。横山典弘騎手は楽に抜け出した分スパートを遅らせていましたし、ダービーでは最もゴール手前にスパートのピークを持って行きましたが、最後の失速率はレガレイラやシンエンペラー以上でした。2400mカテゴリで着差を付けて勝った以上は菊花賞でも当然有力候補なのですが、適性距離は2400mが延長限界に感じます。イメージとしては脚がやや遅いコントレイル。
ピッチレベルが速い=スタートダッシュも速いので、メイショウタバルの2番手を早々に確保しペースコントロールを行うような競馬ができれば、今回も楽に勝利できる可能性はありますが、序盤にやり合う流れは正直避けたい所。気性にやや問題があり、今まではノーマークで走れましたが、今回は確実に目標にされる点も嫌ですね。コントレイルの菊花賞も似たレースでしたし、格下のアリストテレスに肉薄されあわやの内容でした。今回は上位層も相当に強いので、完全にマークされた際は横綱相撲とまではいかないのではないでしょうか。ポテンシャルで押し切りそうではありますので、評価自体は唯一のA評価となります。

●ノーブルスカイ

指数:-
追走:-
末脚:-
適性:1800m〜2200m
評価:-
クイーンズウォークの3着となった未勝利戦の内容が良く、血統背景からも恐らく1800mがベストかと思います。とりわけ目立って数字が良いレースはありませんので、現状どうすれば勝てるのか分からないという馬ですね。脚も遅いので好走するビジョンも見えにくいという印象。力が足りないのは事実ですが、前走は逃げている以上、展開の要となってくる可能性はあります。

●ハヤテノフクノスケ

指数:-
追走:-
末脚:-
適性:1800m〜2200m
評価:-
スピードレンジはそう高くなく、京成杯ではスローペースを先行しましたが、上位2頭にはなす術なく完敗。北海道開催で時計が掛かる条件で好走しており、2走前から捲る競馬を行っていますが、あくまで超がつくスローを動いたもの。他馬が減速していない以上はヘヴィステイヤーである可能性も無くは無いですが、全兄カミノホウオーが1200mで勝っている辺り、距離を伸ばして良さが出るとは思えず。スピードも格段に上がるメンバーですので、流石にハマらないとは思います。

●ビザンチンドリーム

指数:B(重賞級)
追走:-
末脚:A
適性:2400m〜3200m
評価:B
素質はこの世代でもトップクラスに評価しており、1800mのきさらぎ賞を勝っていますが、本質はバリバリのヘヴィステイヤーです。2戦目のきさらぎ賞では、相手が減速した所をようやく差し込む形で絶対的なスピード能力はさほど高くありませんでしたが、末脚の強度だけで勝ち切って見せました。非常にスタミナ質に富む末脚をしており、デビューからの2戦は共に強く終われながら個別ラップ上で加速しています。きさらぎ賞の指数も良く、2月段階で既にこのメンバー間では上位のモノです。本来ならもっと上の力を叩き出しても良い馬。
春の2戦は超ハードラックな競馬。2戦とも10F・5Fでのスピード能力が求められ、手も脚も出せませんでした。前走の神戸新聞杯も、メイショウタバルが1F辺り11.98秒を維持するような内容で、減速したラスト1Fでは差を詰めていますが、詰めた部分も含めて皐月賞と構成が近いです。外を回したのも痛い。勿論力負けでもあるので、そこは重く受け止めなければならない点でもありますが。
とはいえ、他馬の失速率が格段に上がる長距離戦はようやく適性となる舞台。ペースが遅ければ日本ダービーのような後半5F戦にもなり得ましたが、メイショウタバルの出走でそれは考えにくいです。脚が遅いので1F辺りの平均ラップが12秒以上にまで落ちるのも良くなる点。ヒシミラクルのような自力感たっぷりのロングスパートが相当に似合う馬で、持ち前のスタミナを存分に発揮して欲しいです。人気も大穴でしょうから、力負けする可能性を考慮しても期待感の方が上回る1頭です。

●ピースワンデュック

指数:-
追走:-
末脚:C
適性:2000m〜2600m
評価:-
個別ラップの構成自体はヘデントール、ないし昨年のリビアングラスとよく似ていて適性自体を感じない事も無いのですが、デビューからのレースは全て加速力の高さとトップスピード差で勝利しており、時計価値も高い内容ではありませんでした。個人的に3連勝自体はレース選択の妙だと思っており、適性自体は10Fにあると見ています。いずれもスピードレンジの差で勝っているもので、前走でハナ差2着のバッデレイトも神戸新聞杯7着。能力はクラス相応かと思います。大駆けするには前に付けてのペースコントロールは必須。ドスローに落としてどこまで。

●ヘデントール

指数:C+(OP級・上位)
追走:-
末脚:B
適性:2000m〜2400m
評価:C
末脚は相当に強い馬で、斤量差があったとはいえ日本海Sでぶっちぎったのは能力の証明でもあるでしょう。血統的にはTT型も十分あり得る配合で、キセキの再来となってもおかしくありません。2勝目の1勝クラスが良い内容で、他馬の減速に合わせた差し切り勝ちというのはステイヤー的な側面が見受けられます。脚は速い方なのですが、テーオーロイヤルのような高速ステイヤーの印象は否めませんし、追走経験の無さをカバーできる距離延長も魅力的です。ただ指数は相当に低いので純粋に力負けしそうな気もします。未勝利とはいえ、10Fを普通にスピード勝ちしているので純正なステイヤーではない可能性もあります。

●ミスタージーティー

指数:B(重賞級)
追走:B
末脚:B
適性:2200m〜2600m
評価:B
2歳から春までの数字が良く、パフォーマンスも高い水準にありましたが、春は不振な結果に終わりました。若葉Sでギリギリ差したという内容を加味しても、恐らく距離は長い所に適性があるという見立てです。半兄サトノルークスが菊花賞2着の点や、ディープインパクト産駒の兄姉などの成績を鑑みても、母リッスンはTT系である可能性が高く、CT型の父ドゥラメンテとの配合では、50%の割合でステイヤーが生まれると見ています。
そのため、スピード勝負になった春2戦は不振に終わっても当然の内容ではありました。日本ダービーでは大敗しているものの後半1000mは56秒台で走破。絶対的なスピード能力自体は有している可能性が高いです。神戸新聞杯はパフォーマンスを落としすぎなので恐らくデキの問題でしょう。失速率の高いホープフルSでは直線で詰まりながらも僅差の5着ですし、失速率が高くなる長距離戦でパフォーマンスを上げてもなんら不思議ではありません。
皐月賞の10着もレベル自体は高いですし、春までの指数で他メンバーのキャリアハイを超えるほどに高いです。ビザンチンドリーム同様、成長が見られて適性もあるような舞台であれば、本来の走りが見られる可能性も高いと思います。クラシックレースは2戦ともに力負けである以上、それだけで高く評価するには至りませんが、適性距離は11F以上と見ているので、かなり大きく期待しています。

●メイショウタバル

指数:A(G1級)
追走:A
末脚:-
適性:1800m〜2200m
評価:B
毎日杯の指数がべらぼうに高く、スピード能力と瞬発力に優れています。ピッチレベルはこの中でも最上位で、先頭を取ろうと思えば(他馬は絡みたくないでしょうから)ほぼ労せず取れると思います。先頭を取れるという事は、ペースコントロールの主導権は自身にあるというアドバンテージに繋がります。スピード能力が高い点も相まって非常に大きな利点であり、(展開的にはほぼあり得ないものの)ラスト3Fのスピード勝負にしてしまえば間違い無く逃げ切れます。
また、皐月賞で半ば暴走気味に逃げた点も相まって、非常に高い追走経験を有している点も強みです。前走の神戸新聞杯ではキツいペースで逃げた分、ラストの1Fではやや激しく失速してしまいましたが、2番手以下はほぼ完封するような内容でした。ラスト1Fまでのスピード勝負に他馬が付いていけなかった格好ですね。この選択肢の幅が脅威でもあり、追走馬は、緩んだ際のスピードと締まった際のスタミナのどちらが求められるか分からないので、見た目以上に厄介な存在です。
とはいえ、逃げ自体は自身の前進気勢から来ている部分が大きく、正直長距離戦の塩梅で逃げられるかどうかは不安です。浜中騎手は緩やかに加速・減速するのが苦手な騎手であるため、見た目は緩いペースでも消費するスタミナはより多くなるという見立てです。あと、単純に距離が長いです。母母父にダンスインザダークが入りますが、牝系を辿ってみても、母メイショウツバクロはCC型の可能性が高く、TT型の父ゴールドシップとの配合では、純正ステイヤーは確実に生まれません。私自身1400mにも適性があるんじゃないかと思っています。有力馬の中で唯一、3000mで推しづらい馬になります。指数は高いので、能力で誤魔化せない事は無いと思うのですが…

●メリオーレム

指数:C(OP級)
追走:-
末脚:-
適性:2400m〜3200m
評価:C
10Fを中心に使われてきましたが、デビューからの2連勝まではいずれも上がりが掛かる条件。すみれSとプリンシパルSはスピードレンジ差の敗戦で、絶対的なスピード能力はそこまでですが、遅い速度をダラっと走るのが上手なタイプ。2勝クラスの着差は他馬が失速しただけのもので、本馬は速度を上げていません。父シュヴァルグランがCT型の可能性がある以上、配合的にはCC型も出そうなものなのですが、思った以上に長距離適性が高いです。神戸新聞杯でもラストは差を詰めていましたし、失速率が上がってパフォーマンスを上げてくる可能性があります。力は微妙に足りないと思いますが、ヘヴィステイヤーっぽい適性でどこまで。川田将雅騎手は加減速が緩やかなので特段長距離が苦手という事はありません。

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太融寺智代
ラップ分析と指数比較による論理的な展開予想を目指していきます。予想はnoteにて、展望や個別分析はbookersにて随時公開中です。
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