今年の菊花賞は再び京都競馬場が舞台。ここ2年は阪神競馬場芝内回り3000mでレース傾向が変わるのではないかという声がありました。勝ち馬はともに強力先行馬であるタイトルホルダーとアスクビクターモアでしたが、タイトルホルダーが勝った2021年は緩いペースでレースが進みアスクビクターモアが勝った2022年は一転終始厳しいペースとなり、レースの流れとしては全く別物でした。どの舞台で行われようとも出走メンバーの質、ジョッキーの思惑次第でいかようにも姿を変えるのがレースの質。そんな典型例が先週の秋華賞でした。過去年の大半は捨て身の逃げ馬がいてペースが速くなるのが通例。今年のメンバーも逃げて良績を残した馬が3頭いましたがその馬たちは逃げることをせず、ハナを切ったのは桜花賞でリバティアイランドに差され2着だったコナコースト。鞍上鮫島克駿騎手のコメントの通り「紛れがあれば」というかなりのスローに落とした逃げ。功を奏す結果とはならなかったものの対リバティアイランドとしては実に真っ当な戦略だったと思います。