スタート地点は向正面の真ん中。緩やかな上りを120m進んだあと、緩やかな下りに入る。ゴール手前340mから100mで勾配2mの急坂を上って、平坦240mの直線というコース(直線412m)。新馬からG1まで組まれ、年間20レースほど行われている。近年中京芝の馬場傾向が一変したことで、内有利、外不利の傾向がはっきりと出ており、8枠は不利。1番人気は未勝利で馬券率70%を越えるものの、他は低調、全体の馬券率57.8%が示すように波乱含みのコースである。逃げ馬は昨年上昇して馬券率44%、ただし、多くは下級戦でのものであり、上級戦ではどはまりしないと残るのは難しい。上がりの重要度は高くなく馬券率は43.4%、中山1200mに次ぐ低さで、依然として重要度は低い。脚質はクラスによってばらつきがあり、新馬&未勝利は先行有利、1勝クラス&オープンは差し有利、2&3勝クラスはフラットと、条件によって表情を変えるコースである。騎手は、川田(64%)、Mデムーロ(37.5%)、池添(35.5%)。前走はマイル組が抜けていて、1400mが続く形。スプリント戦では珍しく同距離組は不振。社台系はノーザンF(23.4%)、社台F(18.3%)、重要度は高くない。厩舎はB&C評価の率がよく、その後にD評価が続く。そこまで大きく厩舎力は問われていない。近パとの相性は可もなく不可もなく。中山1200m並みに独特の傾向を持っており、当コースにのみ適性を示す馬もいるため、他のコースで結果を出せなかった馬の巻き返しに注目。高松宮記念では、上手に立ち回った馬を外から被せて差し込むパターンが主流。昨年の勝ち馬ナランフレグの馬群割パターンは少なく、基本的には伸び伸び外から差してこれるタイプを狙いたい。シルクロードSに関しては昨年のナランフレグ、一昨年のシヴァージのようにやはり外から伸び伸び差してくる形が基本となる。一方、コーナーで外から加速するパターンは厳しく、馬なりで進出して直線で馬場の5分どころに回すのがポイント。そこから満を持して追い出せる操縦性の高さと騎手の手綱捌きの上手さが人馬に求められる舞台である。