オールカマーはただでさえトリッキーな中山の非根幹距離で行われるレースであり、適性の差がモロに出ると言ってもよい。
根幹距離の王者が非根幹距離で足元をすくわれるというのはよくある話だ。
オークス馬ヌーヴォレコルトがオールカマーで2着に敗れ、皐月賞馬アルアインがセントライト記念で2着に敗れ、ダービー馬レイデオロがオールカマーで4着に沈み、菊花賞馬タイトルホルダーでさえセントライト記念では13着に沈んだ。同じく菊花賞馬キセキも日経賞では9着に負けている。
そして、三冠馬といえども非根幹距離の前には脆くも崩れる。
ディープインパクトが有馬記念で単勝1倍台を裏切った時のように。
アーモンドアイが有馬記念で9着に沈んだときのように。
中山ではなく阪神にはなるが、三冠牝馬ジェンティルドンナも宝塚記念では3着に甘んじた。根幹距離のジャパンカップでオルフェーヴルに勝つほどの馬が、である。
今年だけでも、京都記念(阪神芝2200m)でアフリカンゴールドがまさかの勝利を挙げたのを覚えているだろう。非根幹距離には魔が潜むものなのだ。(1人気ユーバーレーベンは5着。この馬も根幹距離の女王だった)