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ファミコン互換機を巡る大いなる謎、「互換機はどれくらいの数が作られたのか?」に迫る。連載第8回はサウジアラビアと湾岸諸国を制した「RINCO」こと駱瑪有限公司(RAMAR INTERNATIONAL CO., LTD.)を見ていきます。とにかく情報の少ない企業なので、いつにもまして推測材料は限られますが、分かる範囲のことをお伝えできればと思います。
目次
中東におけるファミコン互換機
ファミコン互換機は中東地域にも広く普及し、とりわけサウジアラビアやトルコがその一大消費地となっていました。そしてサウジアラビアなどの湾岸諸国で圧倒的な普及度を誇っていたファミコン互換機メーカーが、「RINCO」ブランドで知られる駱瑪有限公司(Ramar International Co., Ltd.)です。同地域での普及が本格化した1990年代において、少なく見積もっても市場に流通した7~8割程度は駱瑪(および関連メーカー)の製品だったと見受けられます。なお同社は、中東~東欧地域でアタリVCS互換機も多数流通させており、これらも小さくないシェアを占めていました。