【中京記念】
<コース特性>
1~2コーナーの斜め引き込みがスタート地点。スタート後まもなく左にカーブして本線に合流する。向正面半ばまで緩い上り坂で、約1080m地点から3~4コーナーは緩い下り。直線は約412mで、ゴール手前340mから高低差2mの急坂(勾配2%)を駆け上り(100m)、残り240m地点から平坦。中山とほぼ同じ傾斜の急坂を上るタフなコースである。年間25レース程度施行されている。枠の優劣は見られない。1番人気の馬券率は67.3%、ただし、好走は下級戦に集中しており、クラスが上がるとガクンと落ちる。逃げ馬の馬券率は34.2%、条件戦30%後半で推移するが、オープン以上になると20%まで下落。逃げ馬にとって利のある舞台にはなっていない。上がり最速馬の馬券率は65%と芝の平均レベル、この項目に関しても、下級戦で平均値を越え、上級戦で40%に下落のパターンをたどっている。脚質はクラスを問わずフラット。なお、「逃げ馬が内枠を連れてくる」のパターンは当コースにも当てはまる。逆に大外一気の大味競馬での好走は相当に厳しい。騎手は横山典(57.7%)、川田(53.3%)、藤岡佑(46.2%)、岩田望(44.8%)、丸山(41.9%)、Mデムーロ(41.5%)。前走は同距離組との相性抜群。社台系は追分F(32.6%)、ノーザンF(35.1%)、社台F(24.2%)、社台C(19.4%)の順。厩舎はS~B評価に注目、好走率と厩舎力の間に比例関係が存在し、完全な厩舎力コースとなっている。近パとの相性も抜群で予想ファクターとして重視すべき項目である。ノーザンF、1番人気、上位厩舎、速い上がりの使える差し馬、近パ上位馬など、まさに「王道」のキーワードが当てはまるコースである。重賞では、マイル実績馬が当然のごとく人気を集めるが、妙味があるのは1400m適性馬。中京開催の京都金杯において、カイザーミノル、エントシャイデン、ダイアトニックの好走はそれを示している。最初の2ハロンが最も重要なコースで、11秒台前半または10秒台で入ると「好位立ち回り勝負」となり、緩やかな入りにだと「前有利」の展開となる。差し決着もあるが、その際のポイントは「いかにロスなく回れるか」、大外ぶん回しでは足りない。左回り適性、中京実績、騎手の腕、そのあたりも見極めてアプローチしたい。