スタート地点は上り坂の途中。上り坂スタートになるため、前半のペースは上がらない。向正面の下りで自然と加速し、3~4コーナーの入り口から速くなる。新馬から重賞まで行われ、年間35レース施行されている。枠の優劣は見られない。1番人気はクラス間で差はなく馬券率60%半ばで推移。逃げ馬の馬券率は40.5%、クラスアップと共に率は落とすが、9コースある1800m戦の中では函館に次ぐ2位。なお、逃げ馬が好走するときは得てして内枠を連れてくる。上がりの重要性は平均レベルで、1800m戦の中では下から2番目。28コースある1600m~2000mのカテゴリーで見ても24位と低迷している。興味深いのはGⅡ戦で高いアベレージを示している点であり、そこは抑えておきたい。脚質はクラスを問わず、先行有利、勝つのは先行馬、2着に差し馬のイメージ。騎手はルメール(52.7%)、横山武(46.8%)、Mデムーロ(40.3%)、戸崎(34%)。横山武の芝ベストコースである。前走は1800m組が断然、距離短縮も距離延長も率はあまり良くなく、1400m以下は大不振。社台系はノーザンF(36.9%)、社台F(28.3%)、社台C(24.1%)。厩舎は中山2000m同様、S~D評価がコンスタントに走り、重賞はS評価が急上昇。近パとの相性はあまり良くない。少頭数になりやすい中山記念は実績馬が順当に走る傾向。逆に混戦&天候不良になりやすい中山牝馬Sは完全な消耗戦、マイペースで行ける先行勢を狙うのが攻略ポイント。世代トップクラスが出走しないスプリングS、フラワーCは切れ味不足のメンツが揃いやすいため、結果的にスタミナ寄りの差し馬の台頭が目立つ。古馬戦であれば、ノーザンFの得意舞台、厩舎S~B評価などを頭に入れつつ、中山マイル同様「コース実績馬(リピーター)」を重視すべき舞台である。