【S評価】
●チャリン(Charyn)
現役最強マイラー。今年に入ってから7戦5勝(うち2着2回)と抜群の好成績を残し、引退レースに日本のマイルCSを選んできました。前走のクイーンエリザベス2世Sでは、自身の前後半が52.83-53.15と表記上はイーブンペースではありましたが、テンの1Fが15.59な点を加味すれば内容自体は猛烈なハイペース。アスコット競馬場芝1600m直線コースはラスト1Fまで上り坂が続くコース形態で、自身のラスト3Fは12.85-13.63-13.86と減速ラップを刻みかなり時計が掛かっています。ラスト1F13.86はメンバー中でも抜けた最速タイムで、この区間で2着ファクトゥールシュヴァル(Facteur Cheval)を引き離した持続力や追走力は非常に高く評価できる点。ファクトゥールシュヴァルはドバイターフでナミュール、ドウデュース、ダノンベルーガ、マテンロウスカイを下しており、仮にナミュールのドバイターフ2着が昨年のマイルCSと同程度のパフォーマンスであるとするならば、その勝ち馬に2馬身程度差を付けて勝ったチャリンは相当の能力を有しているのが分かると思います。