対象馬は計67頭。ピコチャンブラックの指数は14位、上がり600mのレベルを表すL3指数は12位。相対的には上位にランクされているとはいえ、さほど特筆するほどではありません。7馬身差2着となったヴィジョンメーカーで指数は40、L3指数は1。40~42位辺りに相当し平均より下位グループに属します。他の新馬戦に出て負けた馬でもピコチャンブラックの代わりに出れば勝てそうな馬はそこそこいると思われ、走破タイムや上がり600mの観点からするとあまり目立たない範疇に入ります。そもそも、このランキングに名を連ねている馬でG1ホースとなったのは引退レースの2020年香港Cを勝ったノームコア1頭のみ。他場の芝中距離新馬と比べもう一つレベルの高くないレースが多いのがこの条件となります。ピコチャンブラックが勝った同日では芝1800m2歳未勝利の勝ちタイムが1:50.0。芝2000mなら2:03.0~2:03.1に相当するタイムであり、通常通り新馬より未勝利の方が時計レベルは上という結果になっています。成績表を見るだけでは大して浮かび上がってくるものはありません。比較するならピコチャンブラックよりL3指数が2上、時計にして0.2秒速く上がり600mを走り、その結果指数も2上となる2015年毎日杯を勝ったミュゼエイリアン。ピコチャンブラックが余裕残しだったのは誰に目にも明らかだったと思われますが、こちらもある程度余裕残しだったミュゼエイリアンと同等の内容だったと判断するなら重賞級と考えれば良いでしょうし、それ以上の走りと判断するなら重賞級では留まらないとするのが妥当な見解となるでしょう。改めて2014-07-19新馬でのミュゼエイリアンの走りをご覧になると必ず役立つはずです。