先に結果から書きます。勝ったのは◯対抗に指名したアストラカ。ただし◎本命のキクノルメイユールは3着で、消したはずのゼンダンノハゲミが2着に残りました。
読み筋は半分合っていて、半分外れています。そして今回いちばん考えさせられたのは、着順そのものよりも配当の安さでした。地方競馬で勝ち続けるうえで避けて通れない話なので、そこまで含めて振り返ります。
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本題に入ります。
園田ダート1230m、9頭立て。勝ち時計は1:18.9でした。
払戻は、単勝210円、馬連(2-7)1,180円、馬単(7→2)1,920円、ワイドは(7-8)140円・(2-8)210円・(2-7)310円、3連複(2-7-8)590円、3連単3,490円。
◯に指名したアストラカが、そのまま1番人気で快勝しました。◎キクノルメイユールも3着は確保しています。印の上位2頭が1着と3着なので、馬の見立て自体が大きく外れたわけではありません。
△に置いたアカザも4着で、9頭立ての中で上位に集まってはいました。
最大の誤りはここです。ゼンダンノハゲミを危険な人気馬として消しました。結果は2着。
しかもこの馬が絡んだことで、決着の形が変わってしまいました。◎-◯(7-8)の組み合わせは1着-3着なので、馬連では取れません。間に入ってきたのが、まさに消した馬でした。
「消す」という判断は、外れたときに二重のダメージになります。買っていないので当たらないのは当然として、その馬が入線することで、買っている組み合わせまで壊れるからです。今回はそれが起きました。9頭立ての少頭数で消し馬を作るなら、せめてワイドの3列目には残す、といった保険が必要だったと考えています。
単穴に指名したイントゥザフローは、4番人気ながら7着。9頭立てで下から3番目です。これは完全に見立て違いでした。
ここが今回いちばん重要な論点です。配当を並べ直してみます。
◎◯のワイドを的中させても140円、つまり100円が140円になるだけです。3連複に至っては、1番人気・2番人気・3番人気で決まって590円。
地方競馬は中央に比べてオッズが安く、人気馬が順当に走るとこうなります。この日の立秋特別は9頭立てで、上位人気の力が拮抗していた。印を当てても、資金が増えにくい構造のレースだったわけです。
年間3000レース回している方の考え方に、こういう一節があります。
1日36レースあっても、買うのは2〜5レース。「分からないけど買う」はまず当たらない。
これに、もう一つ足すべきだと痛感しました。「当たっても増えないレースは、買うレースではない」。予想の精度以前に、レース選択の段階で外すべき一戦だったかもしれません。
軸をキクノルメイユールに置いた根拠のひとつが、小牧太騎手の継続騎乗でした。園田・姫路で最も信頼できるベテランという評価は、今も変わりません。それでも今回は3着です。
一方で勝った吉村智洋騎手は、「園田のトップクラスだが、1番人気・2番人気になった際にあっさり取りこぼす傾向がある」と整理していた騎手でした。今回はその1番人気で、危なげなく勝ち切っています。
騎手の傾向は「確率の偏り」であって、「法則」ではない。加点・減点の材料としては使いますが、それ単独で軸を決めたり消したりする材料にはならない、と認識を改めます。
本命の信頼度:見立て自体は悪くなく、3着は確保。ただし勝ち切れませんでした。
レースの荒れやすさ:ほぼ順当。1・2・3番人気で決着し、3連複590円という安い配当でした。
最も反省すべき点:予想ではなくレース選択です。当てても増えない構造のレースに、資金を置くべきだったか。ここを見直します。
園田・立秋特別の回顧。◯アストラカが1番人気で快勝、◎キクノルメイユールは3着。危険と切った2ゼンダンノハゲミが2着に残り馬連1,180円。ただし3連複590円、◎◯のワイドは140円。当てても増えない一戦だった。