今回のキーンランド・ダート1200mは、1角を回らないワンターンのスプリント戦。特に重要なのは、序盤の速さと終盤の持続力のバランスだ。マッドハウスの内枠からの先行、イングリッシュマンの外枠からの進出など、複数のスピード型が揃っている。先行争いが激化すれば、単純な逃げ切りではなく、好位から脚を温存できる馬や、差し脚のある馬が浮上する可能性がある。アガ理論では、「上がりが速いか」ではなく「厳しい流れの中で、どれだけ価値のある末脚を使えたか」を最重要視する。
なお、米国競馬では日本のように全馬の上がり3Fが統一的に公表されないことが多いため、今回は公式に確認できる走破内容、位置取り、着差、レース映像に基づく脚の使い方を中心に評価した。全頭評価は S=2頭、A=3頭、B=4頭、C=2頭、D=2頭