結論から書きます。外しました。推奨した4点はすべて不的中、回収率0%です。
しかも性質が悪いのは、印を打った馬のうち4頭が2着・3着・4着・5着を占めていたことです。当たっている部分はあった。それでも1円も返ってこなかった。この「惜しかった」が一番危険なので、どこで判断を誤ったのかを、言い訳なしで解剖します。
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本題に入ります。
勝ち時計は1:51.2。過去5年の標準的な決着水準(1分51秒前後)どおりで、時計そのものに波乱の要素はありませんでした。
払戻は馬連4-11が5,680円、馬単4-11が13,190円、ワイドは4-11が1,550円、3連複4-11-12が3,980円。
推奨したB案は「馬連 5-6/5-11/5-12+単勝5」の4点。◎が9着に沈んだ瞬間、4点すべてが死にました。
危険な人気馬として消した9ショウナンバンライは6着。前日1番人気だった馬を切った判断は、結果として正解でした。斤量が53kg→55kg→57kgと増え続けていた点、オープン初挑戦だった点は、機能したと言っていいと思います。
穴に指名した☆1オオツカ(60.4倍)も5着まで押し上げてきました。
でも、これらは全部どうでもいい話です。1着を当てられなければ、2連系の馬券は1円も返ってこない。印が2〜5着に並んでいることを「惜しい」と表現した瞬間、次も同じ負け方をします。
私はこのレースを、全馬57.0kgの馬齢戦だから斤量では差がつかない、だから左回り経験で切るという一本の軸で組み立てました。その結果、こう判断しています。
勝ったのは、その無印にしたチェリヴェントでした。
つまり同じ「左回り初」という条件で、1着(チェリヴェント)と6着(ショウナンバンライ)に真っ二つに分かれている。この軸は勝敗を説明できていません。ダートの左右回りは、芝ほど決定的ではなかった。予想記事の【9. 不確実性】に「左回り初でも問題なくこなす可能性」と自分で書いておきながら、その可能性に賭け金を1円も置かなかったのが実態です。
悔しいのは、勝ち馬の根拠が出馬表の中に全部載っていたことです。
特に3つ目です。地方競馬の分析で使っている「馬券購入前の5項目チェック」の1番目が、まさに「騎手の成績と継続騎乗か」でした。乗り替わりはマイナス、継続騎乗はプラス。この物差しを中央のレースでは使っていなかった。
私は「左回り初」という1つの減点だけを見て、継続騎乗と前走の勝ち時計という2つの加点を計算に入れませんでした。20.8倍という値段は、その3つを天秤にかければ明らかに買える水準だったはずです。
これが構造的に一番重い問題です。推奨した4点は、すべて◎5 マクリールを含む買い目でした。
本命1頭に全資金がぶら下がっている。この形は、予想が90%合っていても、残り10%が本命に当たった瞬間にゼロになります。実際、2着・3着・4着は私が印を打った馬でした。◯▲△の3頭を軸にした組み方をしていれば、少なくとも何かは引っかかっていた。
最近読んだ、年間3000レースを回している方の考え方に、こういうものがあります。
明確に強い馬が2頭いるレースだけを選び、その2頭を◎◯として固定する。◎が飛んでも◯が来れば拾える形にしておく。
要はヘッジです。1頭軸は、当たれば気持ちいいけれど、外れたときの損失が100%になる。2頭軸なら、片方が飛んでももう片方が受け止めてくれる。今回はまさに、その受け皿を自分で外していました。
3つに絞ります。
本命の信頼度は誤りでした。マクリールの東京1600mでの強さは、新潟ダート1800mには移りませんでした。レースの荒れやすさは中程度で、6番人気が勝っただけの順当な範囲。最も反省すべきは買い方です。印は合っていたのに全滅したのは、ヘッジのない1頭軸で組んだからで、これは予想力ではなく設計の問題です。
当たった話より、外した話のほうが次に効きます。次走は2頭軸で組み直します。
レパードS回顧。◎マクリール9着で推奨4点全滅、回収率0%。▲2着◯4着△3着☆5着と印は合っていたのに、全部が◎固定だった。勝った4チェリヴェント20.8倍は「左回り初」だけで無印にした馬。継続騎乗と前走1:51.3を見ていれば拾えた。