リバティアイランドのジョッキーカメラ映像で鞍上の川田将雅騎手が発した「全然進まんかったわ」という感想通り、テンの100mでのピッチは今回最も遅い値。その後は少し促され若干ピッチを速めていきましたが、しっかりダッシュしていった阪神JFとは雲泥の差。先頭馬が引っ張るペースは阪神JFより遅かったのに前半400m辺りの位置取りは後方から4番目辺り。この中間ははやる気持ちを出させないような調教が続いていましたが、リバティアイランドは落ち着き過ぎるくらい、ゆったりとした気持ちでレースに挑めていたようです。L1300~1200mでピッチが緩んでいるのは外から迫ってきていたラヴェルを前に入れた影響。直後、そのラヴェルとの差が瞬時に開いていきます。後述しますがリバティアイランドの特徴が少し現れているシーン。その後はピッチを速めてじわりと差を詰めていきますが馬群全体のペースはさほど落ちることなく推移したので、リバティアイランド自身も前半700m=L900m辺りまではマイペース的な追走状態でした。今回の桜花賞より遅い馬場だった阪神JFで前半800m通過は45.8程度、それが今回は47.6程度。馬場差を考えると前走比2秒少々遅い中間点通過となっていました。この前半区間だけでも前走阪神JFとは全く質の異なるレースをやっていたことになります。次は後半800mでの平均完歩ピッチの推移。