4月11日(土)中山11R、ニュージーランドトロフィー(GII)。
3歳馬によるマイル重賞で、NHKマイルカップへのトライアルレースです。
中山芝1600m(外回り)、15頭立て。
中山芝1600m外回りは、1コーナー奥の引込み線からスタートし、最初のコーナーまでの距離がやや短いコースです。
そのため内枠の方がロスなくコーナーに入れる傾向があり、馬番1〜8番の3着内率は27.5%に対し、9〜16番は11.4%と差がつくデータが出ています。
脚質別の成績を見ると、逃げ馬の複勝率は36.8%、先行馬は36.0%。
全コース平均(逃げ41.4%、先行38.3%)と比べるとやや低めですが、中団19.0%・後方6.2%と比較すれば、やはり前目のポジションが有利なコースと言えるでしょう。
昨年の勝ち馬 : イミグラントソング(石川裕紀人騎手、2番人気・5.5倍)。中団からの差し切り勝ちでした。2着アドマイヤズーム(1番人気)、3着コートアリシアン(5番人気・14.8倍)。1番人気は2着に踏みとどまりましたが、5番人気の穴馬が3着に食い込んでおり、堅いメンバーの中にも波乱要素がある一戦です。
直近戦績 : 前走、中山芝1600m(良)で1着(2番人気・2.8倍)。
2走前は中山芝1600m(重)で1着(5番人気・8.4倍)。
中山マイルで2連勝中と、まさにコース巧者です。
前走は津村騎手に乗り替わって先行策から抜け出す好内容。2走前は重馬場で5番人気ながら勝っており、馬場を問わない安定感があります。父サートゥルナーリアは中山芝1600mで穴も含めて安定して走る血統で、今回も7番枠と内寄りの好枠を確保しました。
直近戦績 : 前走、中山芝1600m(良)で1着(1番人気・2.8倍)。
2走前は中山芝1600m(良)で1着(2番人気・3.2倍)。
こちらも中山マイル2連勝中です。
今回は戸崎騎手に乗り替わり。乗り替わりスコアも出走馬の中で1位と、テン乗りでも好成績を残す騎手です。父イスラボニータは中山芝1600mで107走、複勝率32%。穴での好走も12回と豊富で、人気薄での激走もある血統ですね。ただし14番枠という外枠は中山マイルでは割引材料。コーナーへの進入でロスなく運べるかがカギになりそうです。
直近戦績 : 前走、中山芝1600m(良)で4着(2番人気・4.5倍)。
2走前は中山芝1600m(良)で3着(3番人気・3.8倍)。
3走前は中山芝1600m(稍重)で1着(1番人気・1.9倍)。
デビューから中山マイル一筋の条件巧者です。
今回は田辺騎手に乗り替わり。前走・2走前と崩れかけていますが、いずれも中山芝1600mで掲示板は確保しており、コース適性は疑いなし。3走前には1番人気で勝ち切った実力馬です。ただし父オルフェーヴルは中山芝1600mで複勝率25%とやや物足りない数字。種牡馬スコアが15頭中最下位(15位)という点は気がかりですね。
直近戦績 : 前走、東京芝1600m(良)で1着(1番人気・2.1倍)。
2走前は東京芝1800m(良)で1着(2番人気・3.6倍)。
2連勝中ですが、いずれも東京コース。今回が初の中山挑戦です。
前2走はいずれもルメール騎手で圧勝。今回は横山武史騎手に乗り替わりますが、乗り替わりスコアも出走馬の中で2位と悪くありません。ただし、東京の広いコースと中山の小回りはまったく違う競馬。東京では中団から差す競馬でしたが、中山マイルでは先行力も求められます。初の中山という点が最大の不確定要素でしょう。
直近戦績 : 前走、中山芝2000m(良)で10着(7番人気)。
2走前も中山芝2000mで12着と、近2走は2000mで大敗続き。
しかし3走前は札幌芝1800mで2着(10番人気・31.1倍)と大穴をあけています。
近走の2000mでは結果が出ていませんが、今回は1600mへの距離短縮。3走前に札幌芝1800mで10番人気2着という穴好走の実績があり、マイル〜中距離のスピード勝負に切り替わるのは好材料かもしれません。父コントレイルは中山芝1600mで10走とサンプルは少なめですが、5番枠の内枠を引けた点は大きいですね。
直近戦績 : 前走、東京芝1600m(良)で3着(7番人気・17.7倍)。
2走前は阪神芝1600mで15着と大敗しましたが、3走前は東京芝1600mで1着(5番人気・8.8倍)、4走前も東京芝1600mで1着(2番人気)。
ムラのあるタイプですが、逃げて好走するパターンがはっきりしています。
全戦逃げの脚質。前走は東京芝1600mで7番人気3着と人気薄での好走実績があります。父スクリーンヒーローは中山芝1600mで191走、複勝率23%。穴での好走が18回もある穴血統で、人気薄ならなおさら面白い存在です。4番枠の内枠も逃げ馬にとっては好材料でしょう。
直近戦績 : 前走、京都ダ1200m(良)で1着(1番人気・2.4倍)。
ダートからの芝転戦組で、今回が芝初挑戦の可能性があります。
1番枠×モーリス産駒というデータ面の強みはありますが、前走がダ1200mで距離も芝ダも異なるローテーション。岩田康誠騎手の中山芝1600m複勝率は22%とまずまずですが、芝適性が未知数なだけに、過信は禁物でしょう。
直近戦績 : 前走、中山芝1600m(良)で5着(16番人気・317.9倍)。
大穴評価ながら掲示板に食い込む激走を見せました。
前走は317.9倍の大穴ながら5着。父キズナは中山芝1600mで162走、複勝率30%と高い適性を持っています。穴での好走実績も14回と豊富ですね。ただし過去4走で二桁着順が3回あり、安定感には欠けます。大穴狙いで一発があるかどうかというタイプでしょう。
13番 ガリレア(父: モズアスコット / 石橋脩 / 3歳牡)— 2走前に東京芝1600mで2着(7番人気・53.4倍)と大穴好走の実績がありますが、前走の中山芝1800mでは10着。16スコアのうち上位3位以内のスコアが1つもなく、データ面ではやや厳しい印象です。
15番 ミリオンクラウン(父: リーチザクラウン / 柴田大知 / 3歳牡)— 15番枠の外枠に加え、前走の阪神芝2000mで11着(11番人気)と大敗。父リーチザクラウンは中山芝1600mで62走、複勝率23%とまずまずですが、今回は厳しい条件が重なりました。
3番 レザベーション(父: ダノンプレミアム / 原優介 / 3歳牡)— 前走の阪神芝1600mで1着(1番人気)。勢いはありますが、騎手スコアが15位と出走馬の中で最下位。原騎手は中山芝1600mで複勝率8%と苦戦しており、鞍上面で割引が必要です。
2番 マダックス(父: マクフィ / 吉田豊 / 3歳牡)— ダート2戦の実績しかなく、芝は1戦のみで15着。追い切り内容が出走馬の中で1位と調教面は評価できますが、芝の実績不足は否めません。
12番 アルデトップガン(父: ナダル / 三浦皇成 / 3歳牡)— 全5走がダートで、芝は初挑戦。データ的に推せる材料が少ない一頭です。
9番 ブルズアイプリンス(父: フィエールマン / 柴田善臣 / 3歳牡)— 芝1200mの1走のみで距離延長幅が大きく、16スコア全てが下位。厳しい戦いになりそうです。
6番 シュペルリング(父: シスキン / ディー / 3歳牡)— 東京芝1600mで1着の実績がありますが、前走の東京芝1400mで4着。スコアは展開適性が2位と唯一の光ですが、全体的には下位評価です。
逃げ馬候補はヒズマスターピース(4番)とディールメーカー(14番)の2頭。
ジーネキングも逃げた実績がありますが、今回は1600mへの短縮で先行策に転じる可能性が高いでしょう。
逃げ馬2頭で、ペースはそこまで速くならないと見ます。
ヒズマスターピースが内枠からハナを主張し、ディールメーカーが外から2番手につけるような隊列が予想されます。
中山芝1600mでは逃げ・先行の複勝率が36%台と前有利。
全コース平均と比べるとやや低いものの、後方からの複勝率6.2%と比較すれば依然として前が有利です。
先行勢に有利な展開になりやすいコースで、ロデオドライブやジーティーシンドウのような先行馬に展開が向きそうですね。
◎ 7番 ロデオドライブ — 中山マイル2連勝の実績が光ります。父サートゥルナーリアの条件適性、辻厩舎の高い中山マイル成績、そして7番枠の好枠。血統の成長力も出走馬の中で1位で、上昇カーブの真っ只中。データが多角的に支持しており、本命に推します。
○ 14番 ディールメーカー — こちらも中山マイル2連勝。戸崎騎手の中山芝1600m複勝率42%は圧巻で、乗り替わりスコアも1位。14番枠の外枠は割引ですが、騎手力と実績で克服できる可能性は十分あるでしょう。
▲ 11番 ゴーラッキー — 東京で2連勝中(芝1600m+芝1800m)。横山武史騎手の中山マイル適性も高く、種牡馬キタサンブラックの条件適性も上位。ルメールからの乗り替わりがどう出るか、そして初の中山がカギ。能力は最上位で、中山をこなせれば勝ち負けでしょう。
△ 4番 ヒズマスターピース — 全戦逃げの脚質で、4番枠の内枠からスムーズにハナを切れそう。前走は東京芝1600mで7番人気3着と穴好走の実績あり。父スクリーンヒーローの中山マイル穴好走18回というデータも面白い。ローテ管理力1位の厩舎力も含め、人気薄なら妙味のある一頭です。
◎○▲△の4頭から以下の買い目で勝負します。
合計投資: 3,500円
ロデオドライブとディールメーカーの中山マイル2連勝組を軸に、東京から殴り込むゴーラッキーと穴の逃げ馬ヒズマスターピースで手広く。
特にヒズマスターピースが逃げ残れば、三連系の配当に期待が持てます。