平坦スタートで200mほど進むと急坂にさしかかるため、自然と減速して並びが落ち着く傾向にある。2コーナー中間にある坂の頂上から抑え気味に下り、向正面の前半まで一息入れてミドルに近いスローペースになるか、惰性のまま進んでやや速めの平均ペースになりやすい。新馬からG1まで、すべてのクラスで使用されるコースで、年間約50レース行われている。枠の優劣は見られず、外が外を連れて来ることが多い。重賞の最内枠は要注目。1番人気はクラス間で大きな差はなく、馬券率60%台で推移。11コースある2000m戦の中で見ると3番目。昨年率を落としたのが響き、1位から陥落。逃げ馬は馬券率30%前半が主流、クラスアップで逃げ残りが難しくなる。上がりの重要度は芝平均レベルも、2000mの括りで見ると最下位。脚質は条件問わずフラット。騎手はルメール(58.3%)、武豊(45.5%)、川田(42.9%)、横山武(38.4%)。社台系はノーザンF(37.9%)、社台F(28.7%)、社台C(27%)、追分F(23.3%)、ノーザンFの得意コースで、クラスを問わず好走率が高い。厩舎はS、A、D評価の順で好走が多く、重賞になるとS&A評価が急上昇。低厩舎を引き離し、完全な厩舎力コースとなる。近パとの相性は可もなく不可もなく。攻略ポイントは、ノーザンF、外国人騎手、王道血統、決め手のある差し馬、上位厩舎、最内枠。京成杯、ディープ記念、ホープフルSはいかにロスなく運べるかという器用さの問われるレースになる反面、皐月賞、中山金杯は器用さに加え、ラストのギアチェンジや上記の好走条件を持つなど総合力の問われるレースになる。後者のパターンにおいて、逃げはペースメーカーになりやすく、また外回しの不器用競馬は割引となるため、そうした競馬で見所のあった馬は次走以降注目すべきである。他にも金杯はインピタ抜け出しよりも外からの被せ差しが多くみられる点に注目。リピーターが走りやすい中山1600mや1800mと違い、中山2000mは「総合力の問われる舞台」といえる。また暮れの中山では外国人騎手が大爆発する点も抑えておきたい。