4番 ママコチャ(本命)
– 昨年のスプリンターズS優勝馬。昨年は勝ち星こそ無かったが秋の本番で4着、前哨戦セントウルSで2着と地力は健在。今年に入り中山芝1200mのオーシャンSを制し、高松宮記念3着、京王杯SC2着、セントウルS2着と復調ムード。6歳牝馬でも勢い衰えず実績はメンバー随一。勝負どころで確実に伸びる末脚は健在で、信頼できる本命馬。
6番 ナムラクレア(相手)
– G1ではあと一歩届かず、高松宮記念では3年連続で2着の惜敗。スプリンターズSも過去に5着→3着→3着と安定して好走しており、経験値と安定感は随一。溜めて確実に伸びる鋭い末脚が持ち味で、中山の急坂も苦にしないタフさが強み。悲願のG1制覇へ、ここが絶好の舞台となる相手筆頭。
7番 サトノレーヴ(相手)
– 父ロードカナロア譲りのスプリント適性を開花させ、今年の高松宮記念を制した現短距離王。その後の海外遠征では香港チェアマンズスプリントプライズ2着、英国G1ジュビリーS2着と世界の一線級と互角の戦いを披露。昨年の本 raceは7着に敗れたが、今や日本勢では明確に頭一つ抜けた存在。ジョアン・モレイラ騎手とのコンビで好位差しに持ち込めれば、連覇を狙う強豪相手でも有力候補。
14番 カピリナ(相手)
– 函館スプリントSをレコードタイムで制し勢いに乗る4歳牝馬。2023年から一度も掲示板を外さない安定感を誇り、前走で念願の重賞初制覇を達成。夏の間はレースに使わず英気を養い、仕上がりは万全。スピードの持続力が武器で、外枠さえ克服できれば初のG1でも侮れない相手馬。穴気配。
1番 ピューロマジック
– 新たな戦法で台頭する4歳快速牝馬。昨年の本競走では前半600mを32秒1のハイペースで大逃げを打ち、0.5秒差8着と健闘。その後は後方差しに脚質転換し、春のドバイG1アルクオーツスプリントで5着、夏のアイビスサマーダッシュでは豪脚一閃の快勝と充実ぶり。最内枠を活かしてハナに立つも良し、控えて末脚勝負も良しの自在型。人気薄でも侮れない伏兵。
2番 ヨシノイースター
– 堅実な7歳牡馬。重賞では勝ち切れないものの大崩れは少なく、中山芝1200mでは今年オープン戦を含めて無敗の勝利実績がある。前走セントウルSは7着と振るわなかったが、内枠からロスなく立ち回れれば一発の可能性も秘める。軽視禁物の伏兵の一角。
3番 ダノンマッキンリー
– 底を見せていない4歳馬。国内で目立った実績は無いが、今年春に初挑戦した海外G1アルクオーツスプリント(直線1000m)でいきなり4着に善戦する高素質を示した。その後は香港G1にも挑戦し(結果は掲示板外)約5ヶ月ぶりの実戦となるが、強豪相手の経験値は大きな武器。長期休養明けでも一変の可能性を秘めた存在。
5番 カンチェンジュンガ
– 台頭著しい5歳牡馬。前走セントウルSでは8番人気の低評価を覆し、後方から上がり最速の豪脚で前年王者ママコチャ(2着)と有力馬トウシンマカオ(3着)を差し切って重賞2勝目を挙げた。速い流れを追走して最後に差す競馬が板につき、中山の急坂も克服可能。展開次第ではさらに飛躍があってもおかしくない伏兵。
8番 ペアボルックス
– 伸びしろを秘める4歳牡馬。夏場に重賞含む3戦を消化し叩き上げてきたが、現状ではオープン特別を勝ち上がった程度の実績に留まる。父キンシャサノキセキ譲りのスピードはあるもののG1メンバー相手では決め手に欠ける印象。上位進出は苦戦必至か。
9番 ドロップオブライト
– 初のG1挑戦となる6歳牝馬。近走は重賞で掲示板に載る堅実さを見せているが、一線級相手に勝ち切るだけの破壊力は感じられない。父トーセンラー譲りの持久力タイプで、高速決着の瞬発力勝負への対応が課題。大駆けは厳しい戦いか。
10番 ラッキースワイネス
– 香港からの刺客である7歳セン馬。2022年末から2024年春にかけて無敵の強さを誇り、G1・4勝を含む重賞11勝を挙げた実績馬。しかし昨年4月以降は勝利から遠ざかり近走は6→4→2着と精彩を欠くが、直前の香港戦では0.3秒差の2着と復調気配を示した。初の右回りと急坂コースへの対応が鍵だが、地力は日本勢にも引けを取らない。要注意の一頭。
11番 トウシンマカオ
– 実力上位の6歳牡馬。昨年の本競走で2着の実績があり、今年は高松宮記念4着から京王杯SC優勝、そして前走セントウルS3着と安定感は抜群。先行力があり、好位から押し切る競馬が持ち味でレコード決着にも対応可能。極端な上がり勝負にならなければ勝機十分。上位争い必至の有力馬。
12番 ヤマニンアルリラ
– 路線模索中の4歳牡馬。春には芝2000mの重賞にも参戦するなど試行錯誤が続いたが、夏場からスプリント路線に照準を切り替えた異色の経歴を持つ。前走の札幌キーンランドCでは見せ場なく大敗しており、G1のメンバー相手に一変は難しい印象。持ち味を出せても厳しい戦い。
13番 ジューンブレア
– 中山巧者の4歳牝馬。中山芝1200mは無傷の3戦3勝で、今年3月のアクアマリンS(OP)を逃げ切り勝ちしている。夏は函館スプリントSとCBC賞で重賞2戦連続2着と着実に力を付けており、ここに来て本格化の気配。高速決着になりやすい中山でも先行力が光るが、同型との兼ね合い次第では控える競馬も可能。自分の形に持ち込めれば怖い存在で、大穴候補。
15番 ルガル
– 昨年の覇者。昨年は高松宮記念10着からの巻き返しで9番人気を覆しG1初制覇、スプリント戦線を驚かせた。しかしその後は海外遠征を含む3戦で〈11着→7着→5着〉と振るわず、勢いを失った印象。今回は約5ヶ月ぶりの仕切り直しとなり得意の中山で復調を期すが、前年のような一発を期待するのは酷かもしれない。力はあるだけに押さえまで。
16番 ウインカーネリアン
– 距離短縮が鍵となる8歳牡馬。マイル重賞勝ちの実績があり先行力は高いが、近年は1200m戦への出走がなく適性は未知数。加えて年齢的な衰えも隠せず、スプリントG1の瞬発力勝負についていくのは容易ではない。自分の形に持ち込めても苦しい戦い。