勝ち馬の指数は100前後、そして後半1000m、600mのレベルを表わすL5指数・L3指数も高い馬が多く存在します。2着でしたが2003年ツルマルボーイ、2008年カンパニーは4着でしたが指数が90後半でL5指数はプラス30と、限りなくMAXレベルに近い値。特にカンパニーは翌年指数を100に乗せL5指数はプラス28。ロングスプリント能力は極めて高いモノがありました。また、ゴーステディと熾烈な逃げ争いを演じた2003年ローエングリンのL5追走指数はプラス43。昨年逃げて2着となったパンサラッサでプラス30ですから、そのパンサラッサより1.3秒前半1000mを通過していた計算となりウルトラハイペースでした。この年の勝者シンボリクリスエスは前半1000mを逃げたローエングリンより約3.8秒遅れて通過。逃げ馬視点で見れば超ハイペースではあるものの、上位馬視点で見ればハイペースとは全く言えないペース推移です。あくまでも結果的な相対的位置取りとなっているだけで、どの位置で走ろうとも実力が発揮されての結果となるのが天皇賞・秋。スタートから2コーナーまでの形状により内外の有利不利が大きく出やすいコースですが、そこで無理をせず余力を温存し後半で巻き返すのが十分可能なコースレイアウトと考えて良いでしょう。次は2013~2022年。