スタートから250m地点まで下りが続き、3コーナーまでの約550mある直線でペースが速くなる傾向あり。3コーナー手前の上り坂で一旦、ペースは落ち着くが、再度下りでコーナーに突入するため、なかなか息を抜くことができない。新馬からG1まで行われ、年間70レースが施行される東京芝のメジャーコースである。枠の優劣は少し外が良い程度。1番人気は全体平均レベルで推移、クラス間の差はそこまで大きくない。逃げ馬はクラスが上がるごとに逃げ残りが厳しくなる典型コースと見て良い。上がり最速馬の馬券率は高く、クラスを問わず重要項目。新馬は先行有利、未勝利、2勝&3勝はフラット、1勝、オープンは差し有利と、クラスによって使い分けが必要。重賞は差し馬から入りたい。騎手はルメール(58%)、川田(45.8%)、戸崎(38.7%)、田辺(34%)、関東所属は戸崎と田辺の2強、東京1400mと同じくルメールの得意舞台と見て間違いない。社台系はノーザンF(39.2%)、社台F(24.8%)、追分F(24.6%)、社台C(23.7%)。厩舎は、S評価が他を圧倒、そこにD評価が加わる形。重賞になると完全に「厩舎力コース」と化す。近パとの相性は可もなく不可もなく。クラスアップに伴い、差し馬のシェアが増えるコースで、オープン以上では差し馬を狙うのがセオリー。サウジアラビアRC、アルテミスS、クイーンCなど若駒重賞は適性よりも能力重視、夏前の高速馬場で行われるNHKマイルCはど真ん中の東京マイル適性、同じく高速馬場になりやすいヴィクトリアマイル、安田記念も東京実績が問われるレースになりやすい。一方、2月開催の東京新聞杯は立ち回り勝負になりやすく、ここで求められるのは意外にも中山マイル適性や小回り1800mへの対応力となる。また混戦メンバーになる富士Sは人気落ちのリピーターの復活の舞台。「重賞」によって様々な表情を見せるのが東京マイルの大きな特徴である。