新馬と未勝利、完歩ピッチレンジが相当異なります。ピーク値は0.019秒/完歩ほど差が出ています。程度の差の違いはあれど全ての馬がこのような形となります。一方、3戦目3歳1勝クラスでは前半800mで新馬より僅かにピッチが遅くなる程度で、さらにそれ以降も新馬よりピッチを遅くして走っていたにもかかわらずラストスパートでのピッチレンジは新馬ほど全く速くなっていませんでした。現にラジオNIKKEI賞でも同走したセオに負けて2着。パフォーマンスが上がっていません。何故そうなったかという要因としては二つ。一つ目は不良発表で相当時計の掛かる馬場状態を苦にしただろうという点。二つ目は右・左回りの巧拙も含めて東京と中山内回りという違い。東京芝の3~4コーナーは複合コーナーで中間部分はまずまず直線的に走れるコース形態。この中間部分で手前を替える馬が結構います。その一方、中山内回りの3~4コーナーはずっと一定のコーナー半径で回り続けるコース形態。3コーナーの入り口辺りとなるL800mからレーベンスティールはじわじわとピッチを速めており、コーナーでの加速が堪えたという可能性があります。2戦目未勝利でも前半ピッチを速めていた以上に後半のピッチは遅くなっています。1800mトータルでの平均完歩ピッチは新馬が0.431秒/完歩、未勝利が0.435秒/完歩、3歳1勝クラスが0.437秒/完歩。右・左の巧拙はわかりませんが東京と中山内回りでは差の出る走りとなっていました。次は4戦目の東京3歳1勝クラスもグラフに加えてみましょう。