まず、ヴィブロスとヴァンドギャルド及び冒頭に挙げたGiant's Causewayに共通するのが、Blushing Groomの血です。マヤノトップガンやサクラローレル、テイエムオペラオーなど、古い競馬で言えば牡馬のスタミナ型という印象ですが、近年では、クロノジェネシスやミッキークイーン、海外で言えばGoldikovaなど牝馬での活躍が目立つ血統です。同レースにおいては、ヴィブロスとヴァンドギャルド、ロードノース以外にも人気薄激走のロードグリッターズやエシェム、牝馬で3着に入ったディアドラを輩出します。
次に、ヴィブロスとリアルスティールに共通するのが、Nureyevの血です。特に、その後継として最も活躍するKingmamboからは勝ち馬のパンサラッサやアーモンドアイ、サッジャー、Kingmamboの全兄弟のMiesque's sonからは人気薄激走のロードグリッターズを輩出します。リアルスティールの母系もKingmamboの全兄弟のMonevassiaであり、名品Miesqueの血が幅を効かせます。
リアルスティールと冒頭に挙げたGiant's Causewayに共通するのがStorm Catです。こちらは、パンサラッサやアーモンドアイと2頭の勝ち馬を輩出するロードカナロアも内包する血統です。同レース過去10開催で2022年のパンサラッサとロードノースの同着も含めて2019年から4連勝中と圧倒的な活躍をする血統です。
また、ヴァンドギャルドが内包する血の中で注目は、デインヒル、Sharpen Upといった欧州スピード血統です。デインヒルとSharpen Upの両方を持つ馬としてはフェリックス、ユーロシャーリーン、また、デインヒル持ちではディアドラ、ザグレイギャッツビー、Sharpen Up持ちではベンバトルといった活躍馬を輩出します。